暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga19-B本局襲撃〜6th wave〜
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らない。
「(威力が足りないなら、徹底的な威力重視で撃ち抜く!)ファイア!」
――ジャベリン・メテオ――
トリガーを引いて発射したのは威力重視の炸裂弾4発。狙うのは致命傷にならないように胴体から離れた前腕。腕を撃ち抜かれたら少しは大人しくなると思うから。問題は、私の魔法がレオンなんていう怪物に通用するかどうかだけど・・・。
(私の魔力量はチーム海鳴の中で一番少ないけど、魔術戦で重要なのは魔力量じゃなくて神秘の濃度。私がもらったカートリッジはシャルの神秘が封じられてる)
レオン戦の映像じゃシャル達はまともにダメージを与えられてなかったけど、非殺傷設定なんて優しいものが魔術には無いからこその手加減の結果。今回の本局決戦は今までと違って、本局に保管されてるロストロギアなどを護ることにもなる。負けたり逃がしたりしたら、それは特騎隊だけじゃなくて時空管理局っていう組織全体の負けにも繋がる。だから・・・。
(病院直行コースくらい平気でやるからね!)
私の魔力弾がレオンの両腕に着弾、そして炸裂。レオンの表情を見てみると、表情も顔色もまったく変えてなかった。さらにフェイトの雷槍と、私の炸裂弾を「ファイア!」と連射する。アイツは私たちの猛攻を受けながらも「はっはっは! 温い温い!」って大笑いしてたけど・・・。
『そのまま撃ち続けて!』
ルミナが念話で指示を出しながらレオンに突っ込んでく。ルミナは私たちの射線を邪魔しないように走って、「その余裕を打ち砕く!」って集束した魔力を纏う右腕をグッと引いた。ルミナは対レオンのために、待機時間の合間にここトレーニングルームを魔力で満たしてた。だから今から放つ集束打撃の威力は、なのはのブレイカーの数倍はありそう。
「ほっほう! 大した魔力量! それに神秘も申し分ない! これは我も気合を入れねばな!!」
――グアルディア――
「うわぁ・・・」
「す、すごい・・・」
レオンの筋肉が膨張したことで体が一回りほど大きくなったし、薄っすらと魔力も全身を覆ってる。そんなレオンに最接近したルミナは、床が割れるほど力強く軸足を踏みしめて、強大な魔力を纏った右拳を繰り出した。
「ムート・フェアナイデン!!」
「受けて立つ!!」
同じように振りかぶった右拳を繰り出したレオン。ルミナとレオンの拳の大きさは、ピンポン玉とバスケットボールみたいな差があって、腕の太さなんて比べるまでもない。そんな2人の拳が真っ向からぶつかるとルミナの魔力が大爆発して、青緑色の魔力がトレーニングルームを染め上げた。
†††Sideアリシア⇒なのは†††
私とシャルちゃんが待ち構えていた第10トレーニングルームに、なんと想定外の“T.C.”のリーダーが転送されてきた。足首丈の
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