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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
最高のおかずはN/求めるのは他人の不幸
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、なぁっ!?」
足から徐々に石化が始まる。
そう、ステンノもまた石化能力を持っている。
「一か八かだったけど…どうやら無理矢理合体させられたせいで神性や対魔力もだいぶ下げられているようね。」
「や、やめろ!!おい!!ふざけるな!!」
メドゥーサの石化はどんどん上へとのぼっていく。
このままではいずれ全身が石化し、ただの像となってしまうだろう。
だが、それを丹下は許さない。
「ふざけんな!おい試作体!!下半身を引きちぎって逃げろォ!!」
「ー!!」
何も言わず、彼女は不死殺しを腰に当て、思い切り突き立てる。
うめき声など上げないが、苦悶の表情を浮かべているあたり痛いのだろう。
そして
「…!!!」
上半身と下半身が分離し、石化を免れた上半身は無様にもべしゃあと音を立てて地面に落ちる。
無事だとしてもこれでは戦闘不能だと思ったが、
「まだまだやれんだろ?なぁ!!」
「…!!」
機械のバイザーが外れ、それぞれが違う方向を向いている虚ろな目玉が露になる。
「――――――――――!!!!!!!!」
そして叫ぶ。
空気がビリビリと震え、耳を塞いでいないとまともでいられない程の咆哮。
そして、断面からは新たな"脚"…いや、尾が生えてきた。
「こんな最高傑作をみすみす殺すかよ…!いずれこれは代表に認めてもらい、量産する計画なんだからなァ!!」
「へぇ…量産ね。」
下半身は蛇となり、まさに"怪物"と化したメドゥーサ。
腕は6本に増え、鎖鎌は腕と一体化しかつての彼女の面影などこにもない。
「ところでマスター?いつまで寝ているつもりかしら?」
そんな怪物となってしまった妹を見てもステンノは表情1つ変えず、あろうことか瀕死であるマスターを呼んだ。
「時間稼ぎは充分にしたのだけれど?」
「ええ…大丈夫…です!」
ムクリと何事も無かったかのように陸が起き上がる。
風穴の空いていたあの腹はなんと塞がっており、短時間でこうして立てるようになるまで回復していたのだ。
「リク…お前一体…!」
「ステンノ様のマスターなんだ。これくらい出来なきゃ…あの人のマスターは勤まらない。」
吐血で汚れた口元を拭い、彼はステンノの隣へ歩き出す。
回復した、とはいっても先程メドゥーサを殴った魔力を込めた拳の完治はまだであった。
ひび割れ、そこからは今も尚血が滴っている。
「ステンノ様…あいつを…妹様は絶対に殺しましょう!」
「ええ、あなたも"分かるのね"?」
ステンノの問いに陸は頷く。
分かるというのは、どういう事だろうか…?
「
駄妹
(
メドゥーサ
)
は今も尚苦しんでる。違う霊基を無理矢理くっつけ合わされ、互いに拮抗しあって想像を絶する痛みに晒
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