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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
最高のおかずはN/求めるのは他人の不幸
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とそこから石化が始まりつつあったのだ。
右足は完全に石となり、腹部や左手、顔の半分も石になりつつある。

「置いて…いけるかよ!!」

武器を剣モードから銃モードに変え、暮馬は我武者羅に撃ちまくる。
蛇はのけぞり、メドゥーサは標的を暮馬に移した。
だがこれでは暮馬が石になってしまう。
それよりもだ

「石化の能力は失われたって…!」

先に丹下は言っていた。
石化の魔眼、もしくはその殆どの宝具は失われていると。
だったら、石化はしないのでは…?

「一定のダメージを負うと、リミッターが外れるんですよ。」
「リミッターだと!?」

つまり、課せられていたリミッターが外れれば

「魔眼はありませんがね、こうして蛇の毒として石化が発動されます。すごいでしょう?」

すごいもクソもあるか!

「さぁて試作体。完全に石にはするなよ。動けなくなる程度だ。そいつの始末が終わったら残りの二騎。ま!刑部姫とステンノごときなら巴御前程苦戦はしないと思うけどなァー!!!」
「…っ!」

既に身体の半分を石にされ、動くことの出来なかった巴御前をスルーしたメドゥーサ。
狙いは…おっきーとステンノ。そして

「リク!おい!!しっかりしろ!!」

虫の息である陸。
そして暮馬だ。

「とっとと諦めてサーヴァントと島を渡せよ。なら命だけは助けてやるけどな。」
「その提案、丁重にお断りさせていただくわ。」
「は?」

丹下の出した提案を断ったのはステンノ。
不機嫌そうな顔を丹下に向け、こちらに向かって歩いてきた。

「ここは私とマスターの島…そう簡単に渡すことは出来ません。いえ、渡すつもりなど毛頭ありません。」
「雑魚が、言ってろ。」

ステンノの前にメドゥーサが立ちはだかる。
蛇達はちろちろと舌を出し、今にも襲いかかってきそうだ。

「よくもまぁ…駄妹(メドゥーサ)をこんな目に。」
「お望みなら一緒にして混ぜ混ぜしてやろうか?雑魚でもいくつか合わさればマシになんだろ?」
「…。」

ステンノは答えない。
しかしこいつなんだ…さっきからサーヴァントの事を雑魚雑魚と

「大して知りもしねー癖によ…言ってくれるじゃねーか丹下さんとやら!」

しかし俺の言葉に対して丹下の返答は意外なものだった

「大して知りもしない?その逆だっての。何せ俺もてめぇらと同じ"マスター"だったんだからなァ!」
「何!?」

葛城財団の幹部が…元マスター。
いやでも、子安さんのように財団職員でありながらマスターだったという前例もある。
ということは…

「お前まさか…自分のサーヴァントを…!」

研究のために自分のサーヴァントを材料にした?
しかし返ってきた答えは、さらに予想の上
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