暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第15話『交わした約束は忘れない』
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達成するまでは何度でも時間を繰り返す。今から10年ほど前に、目標を達成するまで、実に400年もかけてしまった。」
雅は言う。すると、既に消えたはずのディロードライドウォッチが雅の手に出現する。
「これは、ディロードウォッチ!?もしかして…」
“ディロード!”
雅はディロードライドウォッチを起動させる。
『どっちがいい?』
場面は、王蛇が龍騎にトドメを刺そうとしているシーンになる。
『そんなことはさせない!』
【ATTACK RIDE-BLAST-】
【FINAL ATTACK RIDE-DE DE DE DELOAD-】
『ライダーパンチ!』
ディロードは王蛇の隙を狙って王蛇のバックルに必殺のライダーパンチを放ち、王蛇を倒す。しかし、
『何故だ!どうして世界が!』
本来あるべき世界の道筋から外れた龍騎の世界は崩壊してしまう。
「最初は失敗続きだった。みんなを救おうとすれば、世界のルールが乱れて崩壊してしまう。」
場面は、グランザイラスの攻撃をディロードが受けているシーンに変わる。
『消えるがいい、仮面ライダーディロード!』
ディロードはグランザイラスの爆撃を受けて倒されてしまう。
「僕が倒される度に時間が戻り、人々との出会いはやり直しになった。」
雅が話していると、場面はディロードドラゴンとチームディロードが戦うシーンに変わる。
『雅さん、しっかりしてください!』
『ダメだ!体の制御をディロードライバーに奪われている!』
『皆さん、世界がどんどん消えていますわ!』
『みんな、早くディロードライバーを破壊してくれ!ディロードライバーを破壊しないと、世界が全て崩壊して、ディロードのエネルギーにされる!』
『そんな、雅を倒すなんて出来ないよ!』
【FINAL WORLD ATTACK RIDE-DE DE DE DELOAD-】
雅の言葉にフェイトは反論するが、ディロードドラゴンは必殺技を発動する。
『ダメだ…全てが終わってしまう…ディメンションオーバーヒートエンド…』
ディロードドラゴンは自爆し、世界は全て崩壊する。
「あなたは、どれだけ繰り返したのかしら?」
ほむらは雅に拳銃を向けながら聞く。
「大体820回は。」
「あなたはどうして、平気でいられたのかしら?」
「平気だったわけがない。たとえ苦しくても、自分が選んだ結末なら、それを受け入れるしかない。それが、僕の罪の償いだから。」
「そう。それであなた、やっぱり私を騙していたのね。」
そして話は現在に戻る。
「ほむらちゃん…」
そこにまどかが現れる。
「晴人さん、その指輪を使ってください!今ならきっと、大丈夫なはずです!」
それを見たフェイトは晴人に言う。
「わかった。やってみよう。」
晴人はウィザードライバーを魔法
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