暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga18本局決戦前〜Interval〜
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には指1本として触れさせない。なのはは気持ちの良い射砲撃をぶっ放してね」

わたしもデスクワークの日々の中でシャルロッテ様の創世結界、剣神の星天城(ヘルシャー・シュロス)を単独で発動できるようにはしておいた。まぁルシルがリアンシェルトやガーデンベルグのために貯めてる魔力結晶を1個貰うことになっちゃったけど。シャルロッテ様が表に出てきてくれたら、もっと楽に発動できると思うんだけど・・・。

(ヘルシャー・シュロスの術式なんかは夢の中で教えてくれたけど・・・。シャルロッテ様、もう表に出てきださらないのかな・・・?)

夢で教えてくれた時は言葉じゃなくて、ドーン!と一気に答えを見せつけてきたような感じだったし。それで理解できるわたしもどうかしてると思うけどさ。ちょっとはお顔を合わせたいし、お話もしたい。もうこのままコミュニケーションを取ることがないのかな・・・。

「で、最後にシャマルとザフィーラ、それにクララ先輩は、襲撃の間出入りが規制される保管室へ続く通路で待機を。規制中の通路に入ってくるのは敵確定だから、問答無用で拘束魔法の発動および転移スキルの使用を許可する」

シャマル達には、今回の本局襲撃における最初の戦場になる保管室前通路で待機してもらい、わたし達が待ち構えてる各戦場へと“T.C.”メンバーや幹部を転送する役目を務めてもらうことになる。

「かなり危険な仕事だから特騎隊の中から誰かを入れたかったんだけど・・・」

プリムス(仮)、レオン(仮)、フォード(仮)、アーサー(仮)に加えて他メンバーが一気に勢ぞろいで押しかけてくる可能性があることくらい判ってる。加えて幹部だってわざわざ1対多数戦闘に強制移行なんてされたくないだろうから、戦場へ送る役のクララ先輩の転移スキルから逃れようとするはず。

「(そのための捕縛担当のシャマルと護衛担当のザフィーラっていう配置なんだけど、やっぱり無茶だよね・・・)あのさ」

「シャルちゃん。私たちは大丈夫よ。だから不安にならないでほしいの」

「シャマル先生の言う通り。信じなさいって」

シャマルとクララ先輩にそう言われてはわたしもうじうじしてられない。だから「任せたよ!」って全幅の信頼を載せて伝えた。

「了解!」

「了解した」

「オッケー!」

「大体こんなところかな。T.C.がいつ襲撃を仕掛けて来るかは判らないけど、そう遠くはないと思う。ミッド地上本部から1日は経過してるからね。そういうわけで、各チームは指定したトレーニングルームで待機を」

わたしの指示に特騎隊となのは達が「了解!」って応じた。

・―・―・―・―・―・

石造りの大きな屋敷のある一室。そこに彼ら“T.C.”の幹部と称されているメンバーが揃っていた。

「で、次はい
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