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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga18本局決戦前〜Interval〜
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ミッドでは召喚者であるアーサー(仮)が召喚獣を武装化させて直接戦闘を仕掛けて来たって話だし、もう“T.C.”もなりふり構わってないみたいだから、本局襲撃には幹部や他のメンバーが直接やって来るはず。
「シャル。私は? 私だけ単独?」
「セラティナは今回は不参加ね。セラティナには各戦場の結界を担当してもらう。幹部やメンバー連中を本局内の各トレーニングルームに転送させて、そこで待ち構えてるわたし達で迎え撃つ」
「T.C.の幹部をまとめて相手にするようなことだけは絶対にしてはいけない。俺たちと奴らが1つの戦場で総力戦となれば、俺たちが不利になる」
特騎隊のわたしたち以外のみんながルシルの言葉に息を呑んだ。人数的には圧倒的に上のわたし達が揃っていても“T.C.”の幹部には勝てないっていう事実に。向こうには創世結界っていうものがあるし、プリムス(仮)の幻術は恐ろしい。レオン(仮)だってわたしたち特騎隊が束になっても勝てなかった。
「(信じよう。ルミナ達を。それに、他の幹部たちをサクッと倒して合流すればきっと好転するんだから)んで、ルシルとはやてとアインスにはプリムスをお願いしたい。はやてとルシルとアインスはいろんな効果を持った数多くの魔法・魔術を使えるから、プリムス相手にも断然不利なんてことにはならないと、ルシルと一緒に考えて決めた」
「そういうわけだ。はやて、アインス。力を貸してくれ」
「さっきシャルちゃんにも言うたように困ったときはお互い様や、ルシル君」
「全力を以てお前たちの力になるよ」
「セレスとミヤビとヴィータとリインには、フォードの相手をしてもらう」
「フォードの創世結界に関してはセレスの氷結があればなんとかなるだろうし、あとは破壊力に優れたヴィータとミヤビで本体を討てばいい」
「おっしゃ! 以前お前らに見せてもらった戦闘データ、待機してる間にもう1回観させてもらうわ!」
「リインも、しっかり予習してヴィータちゃんのサポートをするですよ!」
「わ、私も精いっぱい頑張って、絶対に勝ちます!」
「今度こそ徹底的に潰してやる」
ルシルの炎熱系の魔術でも耐えたフォード(仮)の植物生成・操作も、セレスの凍結なら通用してた。フォード(仮)にとっての天敵はルシルじゃなくて、きっとセレスの方だ。
「そして最後に、わたしとなのはでアーサーを討つ」
「あれ? ガーデンベルグはどうするの?」
「ガーデンベルグと初遭遇した際、レオンが、ガーデンベルグには戦闘の役割はない、ようなことを言っていた。ガーデンベルグがT.C.内でどういった役割なのかは不明だが、前線に出てくるのは想定外のことらしい。だからと言って今回も出てこないという確証はないが、とりあえず度外視でいい。もし現れたら
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