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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
駄・妹・継・接
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ままに陸は俺たちと共に待機していたステンノに報告に来る。
「ええ。ところで"兵隊さん達"は?」
「大丈夫です。1人も殺してないです。」
「そう、あなたにしては上出来よ。とりあえず拍手でも送ってあげるわね。」
と、嬉しいんだか嬉しくないんだか分からない顔で手をぱちぱちして陸を褒めるステンノ。
「それじゃあ…そこのあなた。」
スタスタと歩き、ステンノは何をするのかと思えば1人の倒れている財団職員の顔を覗き込む。
「なにを…」
「何もしないわよ。ただ、あなたの親玉の所へ案内してもらおうかしら?」
彼の意識が途切れる直前に見た光景、
それはこちらを見据える、女神の一点の曇りもない澄んだ瞳であった。
?
「連絡が途絶えた?」
一方その頃。
島の中央部にてタープテントを張り、島の調査報告を本部に送ろうとしていた幹部の丹下の元に1人の部下がやってきた。
「はい。先程向かった実働部隊からの連絡はナシ。英霊兵から定期的に送られてくる戦闘データも途絶しました。」
「やはり…実戦に出すには経験が足りなさすぎたか…。」
各宗教団体から大量に人員を補給できたのはいい。
だが問題が1つあった。
「何せ殆どがロクに銃すら持ったことの無い一般市民でしたからね。まぁ…役に立てて時間稼ぎくらいの捨て駒にしか使えないか。」
戦闘経験が圧倒的に足りないのだ。
本部にて射撃や格闘術などの訓練場はあるものの、代表はそう悠長にやっていくことが嫌いなのか、とにかくサーヴァントの強奪を急がせた。
よって、ロクに訓練を積まないまま駆り出される実働部隊が実に多い。
どうしていいかわからない。
彼らはまさに、戦場ではただのカカシになってしまうのだ。
「…?」
その時だ。
遠くの方から悲鳴、そして連続して響く破裂音。
誰かが銃を乱射している。
つまり、来たのだ。
「しかし余裕でいられるのも今のうち。さぁ、行きますよ。」
彼の後ろにずっとついているローブをかぶった何かにそういう。
命令されたそれは丹下の後をついていく。
声は発せられず、また意思疎通することもなくただ黙って彼についていく。
そして
「舐められたモノですねぇ。」
"モノ"を引き連れ、戦闘が行われているであろう場所に向かってみればそこにはサーヴァントとマスター達。
そして、そのマスターの中には
「おや、おやおやおやァ…。」
彼の見知った顔がいた。
?
「やめろ!なにをして…ぐあぁぁーっ!!!」
財団の奴らがいるであろう場所まで"案内"してもらった俺達。
そこで行われたのはまさに"同士討ち"であった。
「目を覚ませ!!お前自分が何をしてるのか分かってるのか!?
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