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[9] 最初
ファイとやらを俺でもわかるように簡単に一言で説明してくれ。」
「えっと…一言で言うと、無線LANの統一された規格のことなの。」
「無線…というと、要はそのパソコンとプリンターが無線で繋がってるってことか?」
「簡単に言うとそうなの。」
「そうか。サンキューな。」
「…もっと詳しく説明したかったの。」


規格とか細かいことはわからないが、要は無線で繋がってると言うことらしい。詳しく説明したかった…と、ことみはしょげていたが、渚が上手く慰めてくれるだろう。


そうこうしている間にも、杏と智代は手際よくPC内の情報をまとめてくれていた。


「しかし…これは何と言うか…」
「ファンタジーね。」


智代と杏が印刷してくれた紙、それと二人がこの短時間にまとめてくれたプリントを見る。

なるほど…これは確かにファンタジーだな。



・・・・・・・・・・
『この世界のルール』
この世界は、諸君達が暮らしていた現実世界とは異なる次元にある。「死後の世界」とでも思ってもらえたらいい。
ここでは肉体に如何なるダメージを受けても死ぬことは無い。バラバラの細切れになって焼却されたとしても、24時間もあれば復活する。 (なお、復活に要する時間には個人差がある)

またこの世界では、諸君らが構造を知っている物であれば土塊から作り出す事が出来る。空想の産物でもキチンと理屈さえ通っていれば製造可能である。

この世界はおよそ4km四方の閉鎖された空間である。上空、及び地下においても「果て」が存在するので、Key杯戦争を回避して脱出しようなどと思わない事をおすすめする。

『Key杯戦争について』
文字通り、諸君らにはKey杯を巡って戦って頂く。Key杯とは、手にした者の願いを叶える聖遺物である。是非とも獲得目指して奮戦してくれたまえ。
なお、勝利条件については非公開とさせていただく。

『エンジンプレイヤーとは』
特殊能力(スキル)を人工的に付与させるシステムの事である。
本PCに編集ソフトがインストールされているので、創意工夫を凝らしたまえ。
初期状態でいくつかのスキルが用意されているので、そちらも参考すると良いだろう。
1つのスキルを複数人で共有する事は出来ないので、誰にどのスキルを習得させるか、熟慮したまえ。
なお、スキルの対象は習得者自身のみである。他者に直接干渉するようなスキルは作成できない。

[9] 最初


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