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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第六十三話 それぞれの穏やかな日常とスーパー銭湯   ★
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れませんが、精神的な年齢で考えれば完全にアウトですからね。
 当然の事だが、女湯はお断りする。

 それにしてもなぜこうも美由希さんは俺と一緒にお風呂に入ろうとするのか。
 今回はなのはやエイミィさん達までいるのに。

 内心ため息をつきながら、スーパー銭湯に行く準備を始めるなのは達を見つめながら

「厄介な事が起こりそうなんだよな」

 妙な胸騒ぎを感じていた。




 そして士郎達が銭湯に行く準備をしている頃




side はやて

 小皿に少し取って、味見をする。
 ……うん。

「うん、仕込みはOK」
「あ〜、いい匂い。
 はやて、おなか減った」
「まだまだ。
 このまま置いといて、お風呂に入って出てきた頃が食べごろや」
「うう〜、待ち遠しい」

 夕食に匂いに空腹が限界なんか、ヴィータが伸びてしもうとる。
 これはこれで可愛いんやけど

「ヴィータちゃんとシグナムはこれでも食べてつないでてね。
 はい」

 そんなヴィータの様子を見かねたのか、シャマルがヴィータ達の前に和え物を置く。

「これは?」
「私が作った和え物よ。ワカメとタコの胡麻酢和え」

 お腹をすかせたヴィータが喜ぶと思うたんやけど

「……大丈夫?」
「大丈夫って!?」
「お前の料理はたまに暴発というか深刻な失敗の危険が……」
「見た目にだまされんだよな」
「ひどい!」

 確かにシャマルの料理の暴発に巻き込まれた事のあるシグナム達の気持もわからんでもないけど

「シャマルの料理もだいぶ上達しとるし、平気やよ。
 さっき私も味見しとるし」
「なら、安心です」
「いただきます!」

 シグナムとヴィータは正直さんやな。
 そんな二人の様子に、何やら視線を合わせて助けを求めとるシャマルと少し眉を歪めとるザフィーラ。

「シャマル、ザフィーラ困っとるやん。
 そんな細かい事で落ち込んだらあかんよ」
「あれ? はやて今の思念通話受けてないよね」
「思念通話してたん?」

 思念通話しとるとは思わんやった。
 シャマルの性格と表情から何となく言いたい事はわかったけど。

「失礼しました。お耳に入れる事ではないと思いましたゆえ」

 ザフィーラが頭を下げて謝るけど、私は気にしとらんし、それよりも

「ええよ、別に。
 ザフィーラ、滅多に喋らへんからたまに声を聞けると嬉しいよ」

 あまり喋らへんザフィーラの声を聞ける方が新鮮や。

 そやけど、シグナム達と一緒に暮らすようになってもう半年も経つんやな。

 皆の考えや性格もわかるんやけどリーダーのシグナムとザフィーラは言葉遣いが変わらんのがあれやな。

 まあ、こればっかりはも
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