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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第五十六話 新たなる戦い ★
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<没ネタ>
side ヴィータ
間合いを詰めてグラーフアイゼンを振るうがバリアジャケットを切り裂いたが高速移動でかわされ、また距離が空いた。
内心で舌打ちをしながらグラーフアイゼンを再び振りあげて間合いを詰めようとする中で、黒く輝くナニカが砕けて落ちていったが見えた。
(なんでこんなモノを気にしてんだ?)
普段なら気にも留めないモノが気になった自分に首を傾げながら、踏み込む。
あと一秒にも満たない時間であの白いのは私の間合いに入るはずだった。
「なんでこんなことするのかな?」
この言葉さえなければ。
白い奴の言葉に私は動きを止めていた。
いや、止められていた。
俯いて見えない表情。
この白い相手から逃げろと本能が叫んでいた。
「う……ぁ」
だがまるで全身を鎖で拘束されたみたいに動く事も出来ず、声をまとも発する事すら出来ない。
ゆっくりとこちらを向く白いの
その眼に光はなく、表情もない。
「なんでこんなことするのかな?」
繰り返される同じ問いかけ。
だがそれに応える事は出来ず、手が、全身が震え、背筋に嫌な汗がながれる。
「私の質問を全部無視して、大切な物を壊して」
戦ってはならない。
否!
コレに挑む事自体が無謀であり敗因となる!
コレに敵うはずがない。
騎士の誇りも何もかも捨て、恐怖で竦む体に鞭を打ち、逃げようとする。
だがそれは
「駄目だよ」
明確な宣言。
それと共に全身を拘束するリングに阻まれる
そして辺りを照らす桃色の光。
それは巨大な球体。
「あ……あ……」
「お仕置きだよ」
私は光に呑み込まれた。
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