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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
正・義・英・霊
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の注意が薄くなってくれたからな。
そう、
俺達が相手する必要はない。
何故ならコイツがまだ正義の相手をするからだ。
「さぁ今のうちだ!逃げんぞ!!」
「さすがだねまーちゃん!!チラチラスマホ見てたのはその確認の為だったんだね!」
いいぞいいぞ、もっと褒めてかまわぬぞ。
ただし帰ってからだけどな。
そして依頼は…まぁ本筋は調査だから成功っちゃ成功だろ。
アルトリアオルタは交渉以前に対話不可能。そうやって言っとけばいっか!!
?
それから彼らが逃走してから、ランサーオルタの反撃が始まっていた。
「身の程を知れ、人間風情が私に勝てると思ったか?」
「ぐ…うぅ…!」
瓦礫に埋もれた正義の首を掴んで持ち上げ、静かだが確かに怒りの表情が刻まれたオルタ。
その瞳に、慈悲などこれっぽっちもありはしない。
「…。」
もがく正義。
だがオルタはそんなこと一切気にもかけず空を見上げる。
先程から目障りな存在があり、気にはなっていた。
「あれは貴様の仲間か?」
「彼らは…関係な」
「いいやある。あいつらもまた私を捕獲しようとやって来たのだろう?」
ご名答だ。
彼らの目的は接触禁止と言われているオルタの捕獲。
神代正義の実践テストはあくまでついでであり、そちらがメインだ。
「…ッ!!」
苦しむ正義。
やがて彼はオルタに投げ上げられる。
そのパワーはサーヴァントだとしても凄まじいもので
「うわっ!?」
バン!とはるか上空に滞空しているヘリのガラスに叩きつけられた。
「嘘だろ…。」
「実験用サーヴァントには…負け無しだったのに…。」
ガラスにへばりついている、ボロ雑巾のようになった彼。
つい前まではんなに張り切った姿だったのに、今では見るも無惨な姿に
「う…うぅ…。」
「教祖様を回収後撤退!急げ!!」
嫌な予感がし、この職員たちの中でも隊長格の男がそう叫ぶ。
実質彼の予感は的中していた。
冷たい目で輸送ヘリを睨む真下のオルタ。
そして職員の持つ魔力探知機からは計測不能の文字。
そう…来る。
「これは…宝具です!!あのサーヴァントは宝具を撃とうとしています!!」
「んなこと分かってる!!だから全力で回避だ!!」
真下の魔力反応はどんどん強くなっている。
自分の邪魔をし、挙句の果てには人間ごときが自分を捕まえようとしていた。
彼らは…葛城財団と神代正義は触れてはいけない者の逆鱗を思い切り触れてしまったのだ。
「突き立て…喰らえ…十三の牙…!!」
赤い棘が聖槍から弾け飛び、魔力が渦巻く。
狙うは上空の輸送ヘリ。
今からどこかへ逃げようとしているが、
「『
最果てにて
(
ロンゴ
)
…!!」
この槍から
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