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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
正・義・英・霊
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んだろ!!」

こちらに向かって走りながら俺達の名前を呼ぶ大和。
どうするべきかは分かってる。
ともかくこの場から、逃げるしかない。

「依頼は失敗だ!けど命には変えられねーからな!!」

走る。
おっきーの手を掴み、できるだけ遠くへ走る。
振り向けばあの2人は

「こんな…ものォッ!!」

震脚、というのだろうか。
ともかく正義が足を思い切りドンと地面に踏み込むと、

「ほう…。」

嵐が消えた。

「許さない…許さないぞ悪魔め!!」
「貴様に許されないことをした覚えはないのだがな…。」

真正面から突っ込んできた正義を聖槍で受け止める。
だが、このままではまた爆発が起き、さっきの二の舞だ。

「その槍をへし折ってやる!!破ァァーッ!!!」

ハイキックからの地面が揺れるほどの爆発。
さらに彼の攻撃はやまない。

「まだまだぁ!!」

キック、またキック。
それから正拳突き。
何度も何度も何度も何度も。
休みなく連続して打たれる拳はいくつもあるかのように錯覚する。
何故、彼が打撃の度に爆発を起こせたりとか百裂拳じみた技とかそういったものを起こせるのかといえば、

「信じられないけど彼…大和くんと同じで自分で魔力を生み出してるの。」

彼とオルタの戦いを間近で見ていた武蔵がそう言う。

「自分で魔力を…?」
「彼の言っていることが本当なら、もう人間じゃない。あれはれっきとしたサーヴァントよ…!」

確かに。正義は自らを擬似サーヴァントと名乗った。
サーヴァントだというならば、高所から落ちても無傷だし高速で動けるのも、魔力を生成出来るのにも説明がつく。

「特別な手術を受けた…そう言ってたよな。」

俺の耳がおかしくなければ、正義はそう言っていた。
なんだよあの葛城恋とかいうモブおじ…。
一体いくつやべー能力持ってんだ…!
というか

「なんの擬似鯖だよ…!」

ある英霊をその身体に降ろして擬似サーヴァントというものは成り立つ。
だがあいつは何だ?中に何がいる?
拳で爆発起きるとかそんな偉人いた?ダメだ、ヒントが少なすぎる。
英霊が分かれば弱点がつけるかもしれないが、まず今1番恐ろしいのは

「はぁ…はぁ…ど、どうして…!?」
「…。」

今までで最高火力の爆発と連続攻撃を受けても、ものともしないランサーと化したオルタだ。
漆黒の愛馬、ラムレイには乗っていないにしろ彼女は充分に強い。いや、強すぎる。

「ぐあぁっ!!」

聖槍を薙ぎ、正義が吹き飛ばされる。
魔力の嵐は彼の身体を簡単に切り刻み、力なく地面に落ちた。
落ちたのだが

「…?」
「この程度では…僕は…死なないッ!!」

起き上がった次の瞬間、全
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