暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
正・義・英・霊
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けは奇跡的に無傷。収集した全てのデータが生きていた。

「隊長…これって…!」
「ああ、彼の擬似サーヴァントとやらの力のおかげなのかもな…。」

そうだ、
この奇跡と偶然の連続は紛れもない、
教祖様様の起こしたモノだ…!

「教祖様バンザイ!!正義様バンザイ!!」
「さすがは教祖様だ!」
「負けたからってなんだ!次こそは勝つさ!!!」

一斉に巻き起こる声援。
皆教祖様を褒め称えるている。
本部に逃げてきた人間同盟教徒だけでなく、財団職員たちも一緒になって喜んでいた。

「ありがとう教祖様!!」
「あなたがいたからこそ、私達は生き残れた!」
「教祖様バンザイ!!教祖様バンザイ!!」

褒め称えられ、満足気な笑みを浮かべる教祖様。
嗚呼…私も祝わなくては…!

「教祖様ありがとう!!教祖様バンザイ!!教祖様バンザイ!!」
「ありがとう…本当にありがとう…!!」

と、傍から見れば一種の気持ち悪さを覚えるこの光景。
こうして皆から生還を祝われ、負けたことは一切咎めたりせず励ましてくれる者さえいる。

これは彼のカリスマによるものかもしれないが…

「おいおい…教祖様々だな。」

その光景を見て、呆れながらも笑う代表葛城恋。
そう、まるで主人公のように持て囃され、奇跡を起こしたのは、
彼が正義の中に組み込んだ、そのサーヴァントからくるものなのでもあった。
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