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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
騎士王と剣豪と崩壊世界の夜明けを告げる者
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らもっと効率のいい渡し方があるんだが…武蔵はそれを嫌がるからな。」
「それって?」

おっきーが不思議そうに尋ねる。
あ、なんか俺わかった気がする。
よくあるよね。深夜アニメとかでもなんかそういうやり方のやつ見たことある気がする。

「キス。」
「あー、武蔵ちゃんだめだわそれ…。」

ほらな。

「くっ…いくら強くなろうと…だが面白い…興味が湧いた!全力で屠ってやろう!!」
「それはどうも!騎士王さん!!」

さっきまで不利だった武蔵。
だが大和からバフをかけられ段違いにパワーアップした彼女はオルタをどんどん追い込んでいく。

「屠る?やれるものならやってみろ騎士王。"俺の"武蔵は他の武蔵とは違うぞ!」
「おっ…俺の!?」

そこ反応すんのな。

「うん…これなら武蔵ちゃん勝てるかも!」
「お前行ってみる?」
「ううん!あんな化け物クラスの戦いに乱入したら姫一瞬で消し炭にされるから応援するね!武蔵ちゃん頑張れー!!」


勝負は僅かに武蔵に傾いた。
気を良くしたおっきーは応援し、そして大和もまた若干表情が柔らかくなっていた。
これなら確かに…行けるかもな。

「面白い…マスターを思う以外でこんなにも心が躍るのは久方ぶりだ!」
「私も!身体が熱くなって…ここまで昂るのはあの鬼以来ね!!」

素早い剣閃がいくつも交差する。
周囲の瓦礫は切り裂かれ、廃墟は衝撃で崩れ去る。
縦横無尽に駆け巡る両者。
やべーわこれ、表現出来ねぇ。
誰かufot?bleの方呼んできて。

「あぶね!」

ただ、こっちの被害も考えろよなマジで。
さっきから瓦礫飛んでくるんだよ。

「…楽しそうだな。武蔵。」

と、瓦礫を切り飛ばしながら大和はそう言う。
こっちもなんとかしてくれよ!!!

「貴様…名は?」
「最初に言ったでしょ!新免武蔵守ふじ…ああもういいや!武蔵!宮本武蔵よ!!」
「武蔵か…!その名…覚えておこう!!」

2人が止まり、互いに対峙する。

「感謝するがいい。宝具で全力を以て貴様を葬る。」
「だったらこちらも…全力で迎え撃つ!!」

オルタから魔力が溢れ出る。
今までのモノとは比較にならないほどの、莫大な量の魔力が。
そう、宝具の発動だ。
そして対する武蔵もまた

「南無。天満大、自在天神…。」

宝具を発動し、真正面からぶつかりあうことを選んだ。

「卑王鉄槌、極光は反転する…!!」

胸の前に掲げられた聖剣に、魔力が集う。

「剣気にて、その気勢を断つ! この一刀こそ我が空道!」

彼女の背後に現れるのは仁王。
武蔵の構える刀に光が宿り、巨大な一筋の光の奔流と化す。

「光を飲め!!」
「我が生涯ッ!!」


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