暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第13話『君のしたいことを』
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ぐっ!そんなもぬけの殻が欲しかったのか!それくらいならいくらでもくれてやる。私がこの世界に生まれた時点で、それに用は無いからな。」
「一応、この世界の維持に必要なので。それでは。」
【ATTACK RIDE-WARP-】
雅は変身を解除し、ワープのアタックライドを使って結界から脱出する。
「お前、知っていたのか!」
雅が結界から脱出した先で、杏子はほむらの胸ぐらを掴んでいた。
「ええ、知っていたわ。」
ほむらは淡々と言う。
「じゃあなんで言わなかったんだ!わかっていれば…」
「あなたは信じたかしら?最低限、美樹さやかは信じなかったでしょうね。」
杏子の言葉にほむらは答える。
「それは…じゃあ、さやかは!」
「ああなったら、もう無理だ。ソウルジェムがグリーフシードに変わることがあっても、グリーフシードはソウルジェムに戻ることはない。」
杏子はさやかの死体に近づくが、雅が現実を話す。
「とにかく、今は美樹さんから生まれたファントムと魔女をどうにかすることが大切だ。今日は一度解散し、明日話し合おう。」
雅は一度全員を落ち着かせるために解散を提案する。
「そうだな。だけど、さやかは私が連れて帰る。」
杏子はそう言うと言うさやかの死体を持って去って行く。
「鹿目さんも、早く帰るんだ。」
雅とほむらも去り、まどかは一人、公園の方へ歩きベンチに座る。
「どうしたんだい、まどか?」
そこにキュゥべえが現れる。
「キュゥべえ、全部知っていたの?」
「勿論。」
「知っていたならなんで、それを教えてくれなかったの!」
まどかは泣きながらキュゥべえに言う。
「聞かれなかったからだ。それに、真実を話した所で、君達は契約してくれるかい?」
「それは…」
「それに、僕達だって好きで魔法少女を魔女にしているわけでは無いんだ。勿論、君達の願いを叶えることも僕達のノルマの一つだ。まどか、君にはどんな願いも叶えられる。」
「どんな願いでも?」
「そうさ。君は自分の命を差し出してでも、叶えたい願いはあるかな?」
キュゥべえはまどかの選択肢を奪うように近づきまどかに迫る。
「それなら私…」
まどかが何かを言いかけたその時、ほむらの放ったショットガンの弾丸がキュゥべえの体を蜂の巣にする。
「まどか、騙されては駄目!」
「そいつの卑劣さを知っているなら、何故自ら近づく!」
ほむらと雅はまどかの前に現れ、まどかを叱る。
「でも、殺す必要はない!」
まどかは反論し、去って行く。
「まったく、幾らエネルギーが無限にあるといえど、無駄遣いされるのは迷惑だ。」
キュゥべえは再び現れ、自身の亡骸を食べ、証拠隠滅を行う。
「相変わらず薄気味悪いな、自分の亡骸を食べているその姿。」
「こんな廃棄物、残される方が君達にとって迷惑だろう?僕
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