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re:俺の幼馴染は童顔過ぎて同じ歳にはみえない
青葉、ねね、ほたる編
本編
二話 俺と幼馴染とふりかえり
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そう答えた。
うん、相変わらずガキみたいな発想だな。まぁ、ねねだから仕方がないか。そしてねねに言われて俺と星川はそれぞれ違う所に隠れた。

「みんな遅れてごめん……あれ、居ない?」

「…………わぁー!!」

「きゃぁー!!」

そしてねねのイタズラは見事に成功したようだ。
すると俺の頭上に何かが飛んできたからキャッチした。

「なんだこれは?」

飛んできたのは茶色い紙袋で、中には何か暖かい物が入っている。取り敢えず袋を開けて中を確認すると入っていたのはたい焼きだった。

「何故たい焼き?」

そんな事を呟きながらたい焼きを口の中に入れて食べた。うん、美味いな……たぶん購買のたいやきだ。

「あれ、須藤くん何でたい焼きなんか食べてるの?」

「空から落ちてきた。星川も食べるか?」

「えーっと、うん」

そう呟いてから星川恐る恐るたい焼きに手をつけて食べた。星川は嬉しそうな顔をしてたい焼きを食べ続けた。

「それであの二人は何してるんだ?」

「うーん、喧嘩かな?」

「ならいつも通りだな」

「そうだね」

『ねねっちのバカー、ねねっちのせいで無くなったじゃん。これは倍返しして貰うからね!』

『えぇ〜、そんなの合ったのかも分からないんだから返せないよ』

『ちゃんと買ったもん。ほら、購買のレシート!!』

『あおっちが来る前に全部食べたんじゃないの〜』

そして俺と星川はたい焼きを食べながらねねと青葉の喧嘩を眺めた。たぶん青葉が探しているのはこのたい焼きだろうな。……今はロリコンビに話しかけると喧嘩に巻き込まれそうだから待っておこう。



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