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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga16束の間のひと時〜?ixed feelings〜
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て耐えられないぃ〜〜〜!! アイリも一緒に帰――逝くぅぅ〜〜〜〜〜!!」
アイリは俺が死ぬのではなく、アースガルドへ帰るということを知っているから言い間違えそうになっていたが、すぐに死ぬと訂正。感情を爆発させたように見えても割と冷静だな、アイリ。さて、どうやって2人を宥めるかを考えようとした時・・・
「どないしたん!? アイリの泣き声が廊下まで聞こえてたで!?・・・って、ルシル君? 何してるん?」
「は、はやて・・・!?」
オフィスの入り口には目の笑っていない笑顔を浮かべているはやて。彼女の後ろにはアインスとリインも居て、アインスは呆れたような表情。リインは顔を真っ赤にしていて、恥ずかしがっているのか、もしくは怒っているのか、どちらにせよあまりいい顔じゃない。
いやまぁ仕方ないよな。はやて達から見れば、泣いているアイリのブラウスを無理やり脱がせているような形(実際はボタンを掛け直しているだけなのに・・・)だし、それで泣かせているようだし。シャルはシャルでいつまでもブラウスを捲し上げているし。まるで俺が命じて捲し上げさせているみたいじゃないか。
「ルシル君はエッチです」
「待ってくれリイン! 誤解だ!」
「ルシルよ。同意であればそういうプレイもいいだろうが、無理矢理は許せんな」
「アインスも! 違うんだ!」
「ルシル君」
はやてからの圧に思わず「はい」と敬語になってしまう。はやては笑顔を浮かべたまま、自分の胸、腹、尻と順に触った後、顔を赤くして「二の腕なら触ってええよ!」なんて言ってきたから、俺はガックリ肩を落として「勘弁してくれ」と嘆いた。
「そうか〜。シャルちゃんとアイリが沈んでた理由は・・・」
「ルシルとの別れが現実味を帯びてきたことを改めて理解したことでの落ち込みか」
「リインにも理解できますよ。ルシル君が居なくなっちゃうの、悲しいです・・・」
なんとか誤解を解いたんだが(はやては、初めから解ってたよ?♪と言っていたが・・・)、シャルとアイリがヘコんでいた理由を知り、リインは今にも泣きそうな感じだし、はやてもシャル達みたく影を落とした。アインスは特段様子は変わらない。まぁ俺の正体、死ではなく帰還だということを知っているからな。
「ルシル君。本当にもうすぐ居なくなっちゃうのですか?」
「もうすぐ・・・とはいかないよ。ガーデンベルグとは半年以上前に1回遭遇しただけだし、リアンシェルトもまだ救えていない。ガーデンベルグを救い、神器ユルソーンを破壊せずに回収さえすればリアンシェルトを最後に回してもいいが・・・」
ガーデンベルグの居場所を知るために先にリアンシェルトを救うという話だったが、どういうわけかガーデンベルグの方から姿を見せた。いやまぁ嬉しい話なんだが
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