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水着だけは嫌 
第三章
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「そう。スタイルには気を使っているの」
 そうだというのだ。
「今もね」
「だから特に」
「特に?」
「ウエスト。いいですね」
 引き締まっていた。見事なくびれである。
「何か羨ましい」
「そう?実は一番自信がある場所なのよ」 
 そうだというのだ。
「ここはね。けれど優子ちゃんのウエストも」
「いえ、私はそんな」
 その強張った顔での言葉だった。
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