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魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
強行調査専門部隊。
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スクライア二尉が確認をとっていると、
「大変です。高町一等空尉より巨大な魔力反応。こちらを狙っています。」
「各員防御に魔力を全力をそそいで。」
「攻撃の手を休めては我が隊の名を汚してしまいます。」
「怪我をするよりはいいはずです。」
僕は何があっても防御をするように指示をした。
それは機動六課に所属しているエリオも同じだった。
僕は手合わせをしたことがないから分からないのだが、一部の局員からは白い悪魔として恐れられている。
「一発目来ます。」
スクライア二尉の合図と共に砲撃魔法が撃ち込まれた。
僕の方がランクは上ではあるのだが、防御をするのがキツかった。
僕の性質上、防御魔法の魔力消費はとても多く、半分くらいを一回で消費してしまう。
「各員、二発目がくるまえに緊急避難。目標としては演習場からの脱出。行動開始。」
僕は急いで僕の部隊に所属する局員に命令をした。
局員の安全を守るためには仕方がなかった。
それと僕の魔力の限界もレッドゾーン。
「准将、出口を北東に発見。スクライア二等陸士の転移の発動圏内に来てください。」
僕はスクライア二尉に言われた通りにスクライア二士のところに向かった。
スクライア二士の立っている足元には大きな魔方陣が発動していた。
今すぐにでも転移ができる状況だったため、僕とスクライア二尉は急いで魔方陣の中に向かった。
「准将、結界外に出ます。」
「頼みます。」
スクライア二士はすぐさま転移をした。

「准将、転移に成功しました。」
スクライア二士に言われて風景を見ると、確かに機動六課の施設が見えた。
「部隊長権限で機動六課への強行調査ならびに査察を開始する。スクライア二等陸尉は譲咲陸曹長を連れて八神二等陸佐のところに行き、査察と調査を開始することを伝えて。結果によっては部隊総出で協力する、またあまり好ましくない結果が出た場合は地上本部への反逆として逮捕すると。」
「了解しました。譲咲陸曹長行きますよ。」
二人は隊舎内に入って行った。
「スクライア二等陸士は強行調査専門部隊の隊舎に戻ってモンディアル三等陸佐を大至急よんできてくれ。」
「どうしてモンディアル三佐なんですか?ここは副部隊長のオオカリ二佐の方がよろしいのでは?」
当たり前のことながら副部隊長のオオカリ二佐の事を言い出すスクライア二士。
「この機動六課にはモンディアル三等陸佐の元弟さんがいるので、少しだけでも査察と調査に協力的になってくれるのではないかなと考えているんです。」
「そうなんですか。ちなみにモンディアル三佐の弟さんの階級は?」
「三等陸士。ランクはB。」
「B?モンディアル三佐とは違い低いのですね。」
スクライア二士は自分と同じランクであるのに、エリオを過小評価していた。
「スクライア二等陸士、
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