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魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
強行調査専門部隊。
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んな大人数で移動なんて久しぶりです。それにしても機動六課に出向なんて嫌ですよね。」
「本当ですよ。(それ以前に部隊長になることが嫌だったからとは言えない。)」
そんなことをいいながら転移をした。

「到着。って、あれここどこ?」
着いたところは見たところのないところに出た。
「未来部隊長、此処はどこなんですか?隊舎の面影は無いですけど。」
「僕も分からないんだ。確かに機動六課のはずなんだけど。」
僕はスクライア二尉に説明をしていると、何処から砲撃が飛んできた。
僕は直ぐ様、
「各員、警戒体制。各方向警戒し迎撃体制を強化。」
何処に敵がいる方向が分からないとふんだ僕は全方向の迎撃も指示した。
「南方より強力な魔力反応を確認しました。数は推定で五人です。」
譲咲陸曹長は報告してきた。
僕も魔力反応を感じて南方を向いた。
するとすごい勢いで数人の魔導士が向かってきていることがわかった。
「接近してきます。部隊長、迎撃を開始してもよろしいですか?」
「まだ待ってください。」
僕は万が一の為に許可をしなかった。
そして緊張感に包まれるなか、僕の前に現れたのはエリオだった。
「未来准将、こんなところで何をしているんですか?」
「散歩。」
「その制服は一体なんですか?」
今僕たちが着ているのは強行調査実行部隊の制服で、一般的な制服の色を赤に変えただけの代物だ。
「強行調査実行部隊の制服。」
「准将は今日付けで強行調査実行部隊の部隊長に就任しました。つまり掛け持ちです。」
スクライア二尉が補足をした。
「未来准将、ひとつだけお願いがあります。」
エリオが僕に頼みごとをしたいといっていた。
「モンディアル三士、頼みとは?」
「昔の未来准将に戻ってください。」
昔の僕に戻って、と言われても僕は変わったのかな?
「フェイトさんから聞いた未来准将はもっと優しい人でした。局員には見えなかったと聞いています。」
僕は幼い頃を思い出した。
すると一つだけ思い付いた点があった。
「成る程ね。わかった。エリオ、そんなに固くならないでいいよ。」
僕はいきなり人が変わったように見せた
と言うか前の自分に戻った。
「ありがとうございます。」
「それより此処は何処なの?」
「演習場ですよ。」
演習場でこんなことしてんだ
うちの隊では無理だよ。
「もう少ししたらなのはさんも来ますよ。」
ここで僕が出すべき指示は一つ。
「総員迎撃準備。目標は本局教導隊高町一等空尉。」
「どうしてなのはさんを狙うのですか?」
「それはね、うちの部隊はどこまでいけるのかを試すためだよ。」
「高町一等空尉を発見しました。」
「総員、砲撃魔法を撃ってください。」
僕の部隊が撃った砲撃は、実にカラフルだった。
「状況確認中。」

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