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江戸時代の珍味
第一章
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れは何かというと。
「あと。あれもじゃ」
「あれはチイズとかいいましたな」
「そうでしたな」
「酪や醍醐ですか、あれは」
 古代より伝えられている食べ物の名前が出た。
「噂には聞いてましたが」
「それでしょうか」
「まあ。牛の乳で作るからのう」
 このチイズも和蘭から聞いたものだ。通詞からのまた聞きであるが。
「それを考えれば同じじゃな」
「やはりそうですか」
「酪や醍醐と同じですか」
「しかし少し違う様じゃ」
 光圀も一応醍醐等について調べてはみた。それでそうらしいものとチイズ、和蘭で食されているというそれを実際に作らせて食べてみた。しかしそれはだった。
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