第10話 なのはの日記+α(高町なのは@6歳)
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れから全員が集まったのでボウリング場へむかったの。
そして4にんずつのチームに分かれてチームの点数をきょうそうしました。いちばんのチームは賞品がもらえるるーるだったの。
でも、なのはのチームはビリでした。
なのはが何回がんばってなげてもガターになっちゃったの。
となりのレーンではすずかちゃんとアキちゃんが何回もストライクを出していてとっても悔しかったの。
結局コウくんはさいごまでずっと寝てました。
・・・なのはがじぶんで気をつかって休ませてあげたの。アリサちゃんに言われたからじゃないの。
コウくんとボウリングができなかったのはちょっとさびしかったけどまた遊びにいくの。
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<8月22日>
もうすぐ夏休みも終わりです。
宿題はもうおわっているけど、コウくんやはやてちゃん達と遊べなくなるのは残念なの。
そんなふうに考えていたら、お母さんからとってもすごいおはなしを聞いたの。
コウくんは2学期からなのはと同じ学校に通うんだって。
それに、はやてちゃんもリハビリが終わって2学期から学校にこられるみたいなの。
だから、学校にいくのがたのしみだなって喜んでいたの。そしたらお母さんはもっともっとすごいおはなしをしたの。
それは・・・コウくんがなのはのおうちの子になるって話だったの!
昨日、お父さんとコウくんが修行をやすんでむずかしそうなおはなしをしてたけど、このことをおはなししてたみたい。
聞いてないの!!
――おかしいなあ・・・・・・どうしてコウくんはなのはにないしょでだいじなことを決めちゃうのかなあ?前もこんなことがあったの。
だいじなことは、ちゃんとなのはにおはなししてくれないと。だめなの。
お母さんに、そう言ったら「あらあら」って笑われちゃった。
むー、なのはのことを子どもあつかいしないで欲しいの!
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<8月21日>
――高町家・縁側
既に8月も下旬に入ったとは言え、まだまだ残暑は厳しい。庭に響く蝉の声も未だ衰えるところを知らない。
そんな季節の風物詩に耳を傾けながら、高町士郎は己の呼び出した人物が到着するのを静かに待っていた。
士郎の傍には湯飲みと急須を載せた盆があり、彼の人を待ち受ける態勢は完璧に整っているようである。
「すみません。お待たせしました。」
「いや、問題ないよ。」
呼び出した人物――藤原高貴――は、末娘の友人であり、娘にとっては頼れる助言者であり、自身の弟子であり、、、
娘と同い年の小さな男の子だが、年齢に全くそぐわぬ大人びた一面を見せることもあ
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