第四章
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に連れて来よう」
「何処の誰かわかったのですか」
「しかと」
「よくわかったわ」
その通りだというのだ。
「ではすぐにここに連れて来る。よいな」
「はい、ではお願いします」
「何処の誰かわかりましたら」
町の者達は大尉の言葉を信じて彼に託すことにした。大尉はまずは町を後にした。そしてすぐに馬で部下の憲兵達に縛った者を何人か連れて来た。町の者達はその縛られている連中を見て言った。
「間違いありません」
「この連中です」
「とにかく好き放題暴れていまして」
「困ってるんですよ」
「そうか、やはりな」
大尉は下馬してから彼等の言葉を聞いた。そしてこう言って頷いたのだった。
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