第三章
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その通りだと言う老婆だった。
「確かにそう」
「言っていたな」
「そうです」
「服はどうだった」
大尉は老婆にその者達の服について尋ねた。
「どの様な服だった」
「大尉さんと同じ服でした」
「同じか」
「はい、そうでした」
「ではだ」
大尉は老婆の話を聞いてまずは少し考えた。それから自分の胸や肩を指差して老婆にこう尋ねた。
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