第18話 全ては俺の手の中で
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軍の残存艦艇が態勢を立て直す動きを見せたため、これ以上の継戦は不可能と判断したキルヒアイスはルッツ、ワーレンと共に撤退した。
「撤退したか、もう一門のゲルマン砲は使いそびれたな……まあ良いか。いずれまた使う機会もあろう」
残ったナトルプとドロッセルマイヤーは、リッテンハイム軍の残存艦艇32000隻を集め、ガルミッシュ要塞の人員(リッテンハイム候は原作と同様に死亡)を収容すると、何処かへ去って行った。
そして、彼らがガイエスブルク要塞に戻ってくることは無かった。
* * *
ガイエスブルク要塞ではラインハルト軍の挑発に堪えかねた貴族たちがメルカッツの制止を無視して出撃し、まんまと釣られた貴族たち(盟主であるブラウンシュバイク公含む)はラインハルト軍の総攻撃を受け壊滅寸前となったが、メルカッツの救援によってなんとか死地を脱した。
<アドルフ>
「計画は今のところ順調か………」
いくら原作知識があると言っても、ここまで上手くいくとは……。
シュトライトとフェルナーは此方側に取り込んだし、シュターデンは艦隊の半数8000隻を持ってこちらに合流。
リッテンハイム候の敗残部隊とガルミッシュ要塞駐在の人員の確保も成功した。
ナトルプとドロッセルマイヤーは良い仕事してくれたよ。
態々、貴族連合に付かせた甲斐があったな。
これで、兵力では完全にラインハルトを上回った。
人材面でも負けていない。
「あまり順当過ぎるとかえって不吉だな」
おっと、これは死亡フラグか?
今のナシ。
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