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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga13戦導の武神〜King of armed force〜
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ストから魔力反応を出来た」

ファースト。名前の通り1番目に指定された無人世界だ。本局とミッドの間に位置してる世界で、シャーリーンで出なくても本局のトランスポートで移動できる距離だ。ただ、「いきなり無人世界? 管理外世界はまだたくさんあるけど?」ってセレスが言うように、昨日まで行ってたのは第58管理外世界アーガスなんだけど、管理外世界は現在86番まである。その中に魔力保有物や生物は居るはず・・・。

「管理外世界の50番台後半からは本局との距離がありすぎる。その管理外世界に近い局施設を利用することは出来るけど、最終的にはシャーリーンで移動して、トランスポートで入界することになる。その時間が無駄すぎるってわけ」

「残る管理外世界に行くための航程はどれも1週間以上のものばかりだな。往復を考えれば、確かにT.C.を自由にさせてしまう時間を多くしてしまう。それだけは避けないとな」

「そういうわけで、上はこう考えた。犠牲もやむなしと。近い距離にある無人世界での決戦を、上は望んでる。わたし達はその期待に応えないといけない。その初戦が第1無人世界ファーストで新たに確認されたクリスタルスカルの確保」

シャルの話にアイリもそうだけど、マイスターやルミナ達も「確保?」って聞き返した。モニターにクリスタルスカルが映し出されてるってことはソレを撮影した局員が居て、実物の前に立ったってことだ。その局員が確保すればよかったのにって話になってくる。

「触れなかったそうよ。魔法を駆使して触れようとしてもダメ。スキルでどうにかしようとしてもダメ。魔導師でもスキル保有者でもない、魔力非保有の局員でも触れなかったみたい。つまりは触ることの出来る対象じゃなかった。じゃあ誰が触れる?」

「魔術師・・・!」

「そういうことよ、ミヤビ。このクリスタルスカルは魔術によって作られたと見ていい。で、神秘に反応して触れるようになる・・・と考えられる」

「ねえ、ルシル。魔術によって作られたんなら神器よねコレ?」

「うーん・・・。俺の知識の中には無いし、パッと見だと何とも言えないな。ただ、さほど驚異のある物じゃないと思うぞ。ま、実物を見て感じてからだな」

クラリスにそう答えたマイスターは手元のキーボードを操作して、「では本任務の内容を確認する」って、みんなのモニターにスケジュールを表示させた。スケジュールによれば、これからマイスターたち前線組と、後衛組の内アイリとセラティナがトランスポートを使ってファーストへ移動。そこでクリスタルスカルを回収、そして帰還だ。順調に進めば30分も掛からない。

「ではこれより特騎隊は、第1無人世界ファーストにて任務を遂行する。オフィスに残るスタッフは、各自の仕事を片しておくように」

シャルの指示にアイリ達は立ち上
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