暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第10話『見え始める危険』
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ーレイジ!」
フェイトは広範囲にわたってサンダーレイジを発動し、ガーディアンを一掃する。
「俺の新たな力を封じてくるとは!」
フランケンモンスターは力に身を任せて突撃するが、その戦法はフェイト相手に通じる筈も無く、フランケンモンスターはフェイトのブリッツラッシュに翻弄される。
「ぐぅっ!どこに行った!」
フランケンモンスターはフェイトの描く軌跡を頼りに予測到達地点を割だそうとするが、自身の動きの遅さが仇となり、
「アルカス・クルタス・エイギアス。疾風なりし天神、今導きのもと撃ちかかれ。バルエル・ザルエル・ブラウゼル。フォトンランサー・ファランクスシフト!撃ち砕け、ファイアー!」
フェイトの必殺の射撃魔法がフランケンモンスターに全弾命中し、フランケンモンスターは爆散する。
「ちっ、次から次と厄介な奴らだな!」
朱雀は火炎弾の弾幕を展開して眼魔コマンドを撃破してゆくが、ウィルオウィスプは倒される度に補充を続け、朱雀の魔力を奪ってゆく。
「どうだ朱雀!今までよくもこき使ってくれたな!これからは俺達の時代だ!」
ウィルオウィスプは光弾を放ち朱雀を攻撃する。
「さっきから言わせておけば、随分な物言いだな。この程度、ウォーミングアップにしかなっていないっての!僕がどうしてお前達に指示を出せるくらい強いのか、その目で見ておくんだな!」
朱雀はそう言うと大量の火の玉を出現させて自分にぶつける。
「なんだ!最後は潔く自滅ってか!」
ウィルオウィスプはケラケラと笑う。
「流石は強い奴の腰巾着。状況が解っていないみたいだな。」
しかしウィルオウィスプの目の前には全ての傷を癒し、万全の状態の朱雀がいた。
「おい!どういうことだ!」
ウィルオウィスプは慌てる。
「悪いな。僕は炎を浴びれば全ての傷と消費した魔力を回復出来るんだ。当然、僕自身の炎でも!」
朱雀は体に炎を纏う。
「おい!なんだよそれ!冗談だと言ってくれ!」
ウィルオウィスプは更に眼魔コマンドを召喚する。
「手遅れだ。僕を愚弄した罪、その命で償え!」
朱雀は炎を纏ったままウィルオウィスプに突撃する。
「お前達、俺を守れ!」
ウィルオウィスプは眼魔コマンドを盾にするが、
「その程度、全て燃やし尽くしてやる!」
朱雀は眼魔コマンドを蹴散らしても尚その炎は消えること無く、ウィルオウィスプを消し炭に変える。
「ふん。愚か者が。」
朱雀はゴルゴンの加勢に向かう。
「ちっ、こいつら、俺の動きを遅くしてきやがる!」
一方ビーストはプレーンロイミュードの発する重加速に苦戦していた。
「仁藤さん、私に任せてください!ソニックフォーム!」
フェイトはソニックフォームにバリアジャケットを換装し、重加速を超える速度で動く。
「撃ち抜け、轟雷!」
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