スーパーロボット大戦OGs
0025話
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来週早速任務が入っているからその辺も考慮するようにな」
「は? 来週ですか? ですがまだ訓練も何もやってませんが」
「俺もそう言ったんだが、指揮官であるヴィンデルからの命令でな。と言っても、相手は本当に小さなテログループだ。使用している兵器も数世代前の戦闘機や戦車が殆どだそうだ」
その言葉にホッとするマルティン達。
さすがにいくら曲者とは言えども、DC残党のような手練れ揃いの部隊と戦闘になるのは御免らしい。
「という訳で、今からそれぞれの乗機を決めて午前一杯は調整の時間とする。午後からは早速模擬訓練に入るので昼食が終わったら格納庫に集合。機体に関しては、格納庫にいる整備員に言えば問題無いだろう。では、解散」
敬礼をし、会議室を出て行く。
あいつらがどんな機体を選ぶのかは午後のお楽しみだ。
アシュセイヴァーの調整は昨日の時点でもう済んでいるので、午前一杯はそれなりに時間があったりする。
「隊長じゃなかったらなぁ」
そう、俺は紛れもなく特殊処理班の隊長。すなわち一般隊員達には無い書類仕事が待っている。どうせなので折角空いた午前中は書類仕事を片付ける事にするかね。
午後、格納庫にはシャドウミラー隊特殊処理班の面々が揃っていた。
「さて、午前中にも言った通り午後からは実機での訓練となる。まずはそれぞれ自分の乗機に何を選んだか報告してもらおうか」
マルティンへと視線を向ける。
「では、自分が代表して報告させてもらいます。まず、自分は量産型アシュセイヴァーを選びました。理由としては、元々強襲が得意だったのでそのコンセプトで作られた機体を選びました。そして他の3人は全員量産型ゲシュペンストMk-Uとしました。これは彼らが基本的に万能型で近距離・遠距離共にそれなりにこなせるのが理由です」
ふむ、なるほど。量産型ゲシュペンストMk-Uは苦手な距離が無いだけに俺やマルティンのフォローとしても期待できる、か。
「分かった。では早速実機演習とする。各々機体に乗り込め」
4人に声を掛け、俺もアシュセイヴァーが待機している場所へと向かう。
コックピットに座り、アシュセイヴァーを起動させ各機へと通信を送る。
「さて、準備はいいな。まずは自己紹介代わりの模擬戦と行こう。各々モードを模擬戦へと変更」
「了解」
全員の声が揃い、俺のアシュセイヴァーを含めた合計5機の機体が格納庫から基地の外へと移動する。
このラングレー基地は北米最大規模という事もあり、模擬戦用のフィールドが用意されている。OG1のキョウスケルートで、エクセレンと共にAI戦車と戦ったあの場所だ。
ぱっと見だと普通の基地施設のように見えるが、模擬戦用のフィールドだけあり基地施設は中身のな
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