第一章:堕とされた妖怪達
第二話:楽園の素敵な巫女
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ないんじゃないか?戦ってる最中に具合何か悪くしたらそれこそ危険だろう?
「恭夜、どうする?このまま此処で霊夢が帰ってくるのを待ってる?」
「そうだな……せっかく此処まで案内してもらった事だし待たせてもらうよ」実際あの長い道と階段を往復するのは、ちょっとだけ勘弁願いたい……と密かに思ってたりするのは黙っておこう……
「へぇ、あんた恭夜って言うのか?私は霧雨魔理沙、魔法使いだ。宜しくな!」ああ、そういえば、まだ名前言ってなかったな?
「ん、あぁ……此方こそ宜しくな」
「まぁ、霊夢ももう直ぐしたら帰って来るかもしれないし、三人で適当に待ってようぜ」俺は妹紅と一緒に魔理沙と雑談しながら、霊夢と言う子の帰りを待つ事にした
霊夢Side
時間が過ぎ辺りは等々、夜に為り掛けて来た頃。多少其処等に居る雑魚妖怪とは違う妖力を感知しその場所に向かうと幾つの取り巻きを何倍にも大きくした様な妖怪が居た
「………やっと親玉の御出ましね」私の声に気付いたのか、慌てて此方を見た様な感じだ。でも此奴等、人語を全く理解できない低級妖怪で、しかもドロドロした液状の塊みたいな奴で正直気持ち悪い……
「GAaaaaaaaaa!!」威嚇するかの様な獣の大声を上げ、取り巻き達を自分の周りに配置する陣形を執らせた
「こっちも正直疲れてるのよ……!悪いけど、直ぐに終わらせてもらうわよ!!」御祓い棒を翳し、弾幕を展開する準備をする
「MuOooooooo!!」複数の取り巻きが私に粘液の様な物を飛ばして来た。まぁこんな遅い物当らないんだけどねぇ?普通に体を捻り回避した。粘液は地面の草に落ちるとジューっと音を立てて地面に生えていた草ごと腐敗させたのだ
「こりゃあ、確かに依頼が来るわけね?此奴等野放しにしてると幾ら低級って言っても危ないわねぇ……」霊力の籠った弾幕で何匹も消し飛ばしているけど、流石に数が多いわねぇ?ああ、もう面倒臭いわね!!
「とっとと消えなさい!夢符『封魔陣』!!」霊力の波と同時に御札を広範囲に飛ばし取り巻きを全て消し飛ばした。邪魔なのが消えたから少しすっきりしたわね!
「さてっと、後はアレだけね」巨大な液状の塊の中に赤く光る核が見える、弱点丸出しだけど、あの厚い粘液の壁を退かさないと普通の弾幕じゃ届かないわねぇ?仕方ないアレ使いましょ
「霊符『夢想封印』!!」幾つもの眩い光弾がまるで虹色の様に輝きながら、親玉の分厚い粘液の壁に突き刺さる
「Guo…ooooooooo!?!?」徐々に肉薄になり、苦しさと驚きの余り悲鳴のような唸り声を上げる……そして最後の一発が見事奴の核に突き刺さり、光は次第に大きくなっていく
「砕!!」私は念じて光弾を爆散させる
「Go
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