第一章:堕とされた妖怪達
第二話:楽園の素敵な巫女
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林の方が危なくなっちゃったしね。案内役の私が居ないと誰も入って来れなく為っちゃうじゃない」ああ、確かに危ないな……あんな所を普通の人が入った日には大惨事だろうしな……
「そうだな……しかし妹紅、案内役も良いが余り無茶はするんじゃないぞ?今あそこが危険なのはお前も一緒なんだからな?」安心にも似た優しさが慧音さんと言う人から伝わってくる。それ程親しい関係なのだろう
「はいはい、言われなくても分かってるわよ」妹紅も軽い返事で返すが、彼女も信頼にも似た気持ちが伝わってくる。そういえば俺は何でこんなにも意識が反応してるんだ?
「だと良いが……ん?」慧音さんが視線を少しずらすと俺と目が合ったようだ。もしかして今まで気づかれなかったのか?俺は……
「此方の方は妹紅の知り合いか?里ではあまり見ない顔だが……」
「あ、そうそう。慧音にはその事を聞こうと思ってきたのよ」あ、って、ちょっと忘れてたのか妹紅?流石に傷つくぞ……
「私に聞きたい事?」
「ええ、実はね……」
少女説明中………
「……なるほどな。大体の事は把握した」妹紅は慧音さんに、俺に関する大体の事情を話終える。
「……………」大体の結果は予想が付いているものの、少しでも何かあるかもと言う希望を思っていたかった
「まぁ……その様子じゃ慧音も知らないみたいね?」
「ああ……力になってやれなくてすまない」少し困った表情で慧音さんが言うが、相談を聞いてくれるだけでも俺は嬉しかった。普通誰とも知らない相手に此処まで親身になって考えてくれる人は早々居ないだろう
「こればっかりは仕方ないわよ。それじゃ恭夜、早速神社に行ってみる?」まぁ、無い物は無いんだから、これ以上此処で居座っても慧音さんに迷惑が掛かるだけだしな
「ん……ああ。妹紅が良いならそうしてもらって良いか?」
「恭夜君……だったか?他人の私が言うのも何だが、余り悩み過ぎないようにな」本当に優しい人だな。慧音さんは……
「ええ、分かってます。別に今すぐどうこうしないとって事でも無いですし、気長にやって行こうと思います」
「ん、そうか?また何かあったら相談にでも来ると良い。私でよければできる限り力になろう」
「はい、有難う御座います慧音さん」慧音さんにお礼を言うと妹紅が俺の隣に寄ってきた
「それじゃあ、ちょっと博麗神社まで案内してくるわ。またね慧音」
「慧音さん、色々と教えてくれ有難う御座いました。近い内にまた来ます」
「ああ、その時は家の生徒達とも遊んでやってくれ」生徒か……まぁ子供だし遊びたい盛りなんだろうな?俺はそれを了承し「はい、必ず!」と頷いた
「それじゃあ、行きましょうか。此処からそ
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