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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
猛攻アルバイター
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「・・・・う、うぅ・・・・・・・」

「ゼロ?」

夕方のロボット病院の集中治療室でゼロは意識を取り戻していた。目を開くとそこにはアイリスと見知らぬ女性型の姿があった。

「あ・・・・・・アイリス・・・・・ここは・・・・・・」

ゼロは起き上がろうとするがどういうわけか思うように動けない。

「くっ・・・・・・エックスたちは?ここはハンターベースではないのか?」

「私にもよくわからないの。気がついたらここに運ばれてて・・・・・・今日、修理してもらってやっと動けるようになったのよ。」

「修理?」

ゼロは自分とアイリスがシグマとの戦いで大破していたことを思い出す。しかし、アイリスはともかく自分はブラックボックスの塊のようなもの。そんな自分を修理できるものなのだろうか?

「うぅ・・・・・・・あの後何があったんだ?まるで見当がつかん。」

「あの・・・・・お取込み中悪いようだけど。」

そこへエリカが頭を抱えているゼロに声をかける。

「ん?お前は?」

「あぁ・・・・・私はエリカ。看護婦ロボットよ。貴方たちがこの病院に運ばれてからお世話していたのよ。」

「そうか・・・・・・・すまない。早速ですまないがハンターベースと連絡を取ってもらえないか?」

「ハンターベース?」

「仲間のことが気がかりなんだ。」

「・・・・・・・・・・・タイムパトロールの新しい部署かしらね・・・・」

聞いたことも無い単語にエリカは首を傾げる。そこへ病室の扉が開いた。

「失礼する。」

トレンチコートを着たリングマンが入ってきた。その姿を見るなりエリカを目を丸くする。

「あなた!?」

「ん?エリカ。この患者、お前の担当だったのか?」

「えぇ・・・・・・でも、その恰好・・・・・・・・」

リングマンの姿を見てエリカは困惑する。そんな妻にリングマンは耳打ちで理由を話す。

『・・・・・・今日、会社に長官が来て一時的に復帰してくれって頭を下げられたんだ。』

『えっ?タイムパトロールから?何かあったの?』

『それもそこの赤いロボットの監視だ。』

『彼、何かしたの?』

『いや、ただ気になることがあるから家で面倒を見てくれとな。』

『家に?』

『いや、あまり迷惑にならないようホテルを手配してそこでしばらく大人しくしてもらうつもりだ。』

『あなたはどうするの?』

『私もおそらく監視としてしばらく家に帰れないと思う。』

『えっ?私とリングだけに!?それは嫌よぉ・・・・・・・だったら家にしましょう!』  

『いや・・・・・・別に私がしばらく家にいなくても・・・・・』

『リングが寂しがりますし、私も嫌よ!それに家にい
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