暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
猛攻アルバイター
[4/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
力が必要なんだ!!」

「キッド。」

「俺はあのロボットに惨敗した。だが、負傷しているとはいえ赤いロボットが奴の仲間じゃねえって限らねえんだ。頼む、もう一度力を貸してくれ!!」

キッドはハットを外して頭を下げて頼み込む。それでもリングマンは戸惑っていた。

「以前話したはずです!私は・・・・・・・」

「権限は以前の君のままだ。それに仕事は飽くまでそのロボットの監視だ。いざというときは君の手で処分しても構わない。」

「ですが・・・・・私にそんなこと・・・・」

「かつての仲間である君だからこそ頼めることなんだ。この通りだ、どうか今一度私たちに力を貸してほしい。」

長官も頭を下げて頼み込む。リングマンはそれでもと言いかけたがかつての上司であり、恩のある長官の頼みを断るのは流石に罪悪感を感じた。

「・・・・・・・飽くまでも監視ですよ。私は、もう戦闘はしたくない。」

「戻って来てくれるかね?」

「これっきりです。今の私は家族もいますからね。ですから、家族にも危険が及ぶ可能性があったらこの件から下がらせてもらいます。」

「わかった。」

「先輩、流石だぜ!!」

キッドに手を握られながらリングマンはやれやれとため息をついた。

「ですが・・・・今の仕事は・・・・・・」

「それなら他の人に回すそうだ。」

「・・・・・帰る場所がなくなりそうな気がする・・・・・・」

リングマンは長官に連れられて早速本部の方へと向かうことになった。





























セントラルミュージアム

エックスとマーティがヤンマークを連れて本部へ戻っている頃、セントラルミュージアムにはどういうわけかアルバイターたちがあるレプリロイドをリンチにしていた。

「やい!貴様、いい加減に白状しろ!!」

「ひいぃ〜ん!!」

ジャイロマンたちがリンチにしているレプリロイドは、グランド・スカラビッチというスカラベ型レプリロイドだ。自称「トレジャーハンターにして考古学者」と名乗るだけあって研究熱心なのだが、その行いが世間からは「遺跡荒らし」と呼ばれてしまい、イレギュラーハンターから指名手配されていた。その後ある者からの依頼でエックスやゼロが発掘されたという「禁断の地」に足を運び、当時まだ研究員だったエイリアたちに発見されてしまい処分されてしまったという過去の持ち主だ。

その彼がどういうわけかこのセントラルミュージアムのナイトメア調査員として派遣されていたため、アルバイターたちはゼロの無実を晴らすべく調査に来た。

結果はストーン・スカラベという特殊ストーン弾を転がして攻撃しようとしたところをグラ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ