暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
ナツvsメイビス
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ちは苦笑いする。

「とにかく探すぞ!!もう一回初代と勝負だ!!」
「ちょっと違うけど・・・」
「初代と勝負?」

お風呂での一件を勝負と考えていたナツさん。その続きと言いたいんだろうけど、普通の感覚とは明らかに違うだけに、ルーシィさんは呆れた感じを見せ、ハッピーは意味がわからずにいた。

「二チームに別れて探すぞ。いいか?」
「いや・・・チーム分けすっと大体ろくなことには・・・」

対象の数があまりにも多すぎるため、手分けして探す方がいいだろう。グレイさんだけは何か嫌がっているけど、そんなことはなかったかのように話は進んでいく。

「Aチームは私、ナツ、ルーシィ、ハッピー。Bチームはグレイ、ジュビア、シリル、ウェンディ、シャルル、セシリーだ」

エクシードの関係上、Bチームが多くなってしまってるけどしょうがない。そもそも木の根本を掘り起こすと力仕事になるわけで、俺とウェンディは子供の腕力しかないから、これは順当なチーム分けと言えるだろう。

「あ〜ん!!グレイ様と一緒に探せるなんて、ジュビア幸せ!!」

愛しのグレイさんと一緒のチームになれたジュビアさんは大喜びだけど、彼の方はテンションダダ下がりのご様子。何が不満なのか全然わからないけど、地雷になりそうだから口は挟まないでおこう。

「行くぞ!!ハッピー!!ルーシィ!!」
「あい!!」
「うん!!」

対してナツさんたちはやる気満々で意気揚々と立ち上がる。対照的なチーム分けになってるけど、俺は何も言わない。これはグレイさんの問題ですしね。

「頑張ろ!!シリル!!」
「うん!!」
「いざ!!」

ウェンディとアイコンタクトを取り、俺たちも気合いを入れてギルドから飛び出していく。どれだけの仕事になるのか考えるとキツいけど、初代に元気を出してもらうために頑張らないと!!

















「これでよし」
「こっちもできたよ」

ウェンディと俺は木に?印を付け終えると、グレイさんとジュビアさんへと向き直る。

「皆さん、それっぽい木を選んでみました」
「これの根本をまずは掘って行きましょう」

俺とウェンディは自然の力を利用できる魔法を使うから、こういう時に何となく役に立つ。もちろん確実ではないけど、それでもないよりはいいはずだよね?

「さすがだな、ウェンディ、シリル。おし!!じゃあ行くぜ!!」

それを聞いたグレイさんは上着を脱ぎ捨てると、なぜか魔力を溜め始める。

「え?」
「アイスメイク・・・」
「グレイさん!?」

彼が何をしようとしているのかわからず唖然としていると、彼の頭上に氷の槌が現れる。

「ハンマー!!」
「きゃっ!!」
「うわっ!!」
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