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魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
最終章:無限の可能性
第259話「蘇りし英雄達」
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が、神界の神に対抗するように戦いを始めていた。















「シュート!!」

 一方、ミッドチルダ上空では、多くの魔導師が空中戦を繰り広げていた。
 その中になのは達もいた。

「はぁっ!」

 ミッドチルダにいた空戦魔導師は既にほとんど落とされている。
 残っているのは、地球から来たなのは達がほとんどだ。
 やはり、神界での戦闘経験の差が大きく出ていた。

「そこ……!」

 なのは、フェイト、奏が敵の弾幕を潜り抜けながら攻撃を繰り出す。
 未だに続く優輝達の牽制のおかげで、避けきれない事はない。
 さらには、隙を見ては確実にダメージを与える程だ。

「戦えるのはいいけど……!」

「被害が、抑えられない……!」

 大量の魔力弾を自在に操りながら、多数の神と“天使”を三人は相手している。
 街の防衛にアルフやクロノ、ユーノもいるのだが手が全く足りていない。

「……なら、倒すだけだよ!」

 こちらの手が足りないのならば、足りるように相手を減らす。
 そうなのはは結論付け、理力の障壁へレイジングハートのブレードを突き刺す。

「魔法混合、御神流奥義!」

   ―――“虎切(こせつ)魔閃(ません)

 もう一刀のブレードを抜き放ち、突き刺したブレードの柄に当てる。
 直後、その衝撃と魔力が突き刺したブレードの穂先まで浸透し、そこから敵に向けて閃光が放たれた。

「ッ、ぁ……!?」

「隙を見せた」

「ここッ……!!」

 閃光が敵の胸を貫き、怯ませる。
 さらに、間髪入れずに奏とフェイトが背後から二閃を決める。

「この程度で―――」

「はぁあああああっ!!」

   ―――“星天回帰(せいてんかいき)

 それでも倒れない敵に、なのはは掌底と共に魔力を放つ。
 球状になった魔力が敵を呑み込み、炸裂する。

「シッ……!」

   ―――“Angel Dance(エンジェルダンス)

 間髪入れずに奏が移動魔法と刃による連撃を叩き込む。

「雷光一閃!!」

   ―――“Plasma Zamber Breaker(プラズマザンバーブレイカー)

 そして、トドメにフェイトが砲撃魔法で攻撃した。

「街が……!」

 ようやく一人を倒した。
 しかし、その間に街の被害は甚大な事になっていた。

「っ……避難とかは他に人に任せて、私達は敵を倒そう!」

 順調に敵を倒す事が出来るのは、今の所なのは達だけだ。
 適材適所と優先順位を間違えないように、三人は次の敵へと向かっていった。







「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
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