暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第7話『だったら殺すしかねぇじゃん!』
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んたとあの転校生が突っ込んでこなかったら、マミさんだって!」
「いつまでその事を引っ張るつもりですか。あれは彼女の慢心からおきた出来事です。現実から目を背けないでください。」
さやかの感情的な言葉に雅は冷静に話す。
「そうやって言い訳をして逃げているのはあんたたちでしょ!」
「言い訳なんてしていません。」
「いい加減にして!とにかく、もうあんたは出て来ないで!行こう、まどか。」
さやかはまどかを連れて去って行く。その様子を展望台の望遠鏡で除いている一人の少女がいた。
「ふ〜ん、あれがあんたの言っていたイレギュラーに協力している危険な奴?」
ショートデニムを履き、ミントカラーのパーカーを着た少女、佐倉杏子はキュゥべえに聞く。
「ああ、彼はこの世界の人間では無い。この世界において、どれだけ被害を出すかまだ不明だ。被害が大きくなる前にイレギュラーな魔法少女と一気に倒してほしい。」
キュゥべえは杏子に言う。
「いいじゃんいいじゃん。イレギュラーまみれだけど、その方がやり甲斐があるってもんだ。楽しくなってきたよ!」
杏子はチョコレートをコーティングしたプレッツェルを食べながら楽しそうに雅を見ていた。
「ただいま。」
雅はほむらの家に戻る。
「それで、美樹さやかは?」
ほむらは気がかりになっていることを雅に尋ねる。
「やはりさやかさんは魔法少女になりました。無闇矢鱈と争って面倒事が増えるのは行動に支障を来すのでヴァンパイアの撃破を手伝っておきました。」
「そう。それで、もう一つのことだけど…」
ほむらはまるで結果が分かっていたかのように関心を示さず、雅に新たな質問を行おうとする。
「今から約十日後に来るとされている舞台装置の魔女、ワルプルギスの夜のことですね。それについてですが、索敵の魔法を発動しても、ファントムの反応があっても魔女の反応が一つも出ません。まるで、ワルプルギスの夜も仮面ライダーウィザードの世界に行ってしまっているみたいに…」
「そう。それならそれで対策を考えましょう。それより、まどかは美樹さやかから離れたかしら?」
「難しい話ですね。鹿目さんはさやかさんに守ってもらうつもりのようです。」
「なんで分かってくれないの、まどか…」
雅の言葉を聞いてほむらは呟く。
「とりあえず、索敵に引っかかったファントムを倒してきます。ほむらさんはワルプルギスの夜との戦いのために魔力を温存しておくのが得策でしょう。」
雅は一人出て行った。
「さて、この辺りのはずだが…」
雅が探していると、突然何者かが素早く近づいて来る。
「誰だ!」
雅は振るわれる槍を避けながら襲撃してきた敵を確認する。襲撃者は、
「ちっ、まあ簡単に避けてもらわないと、あたしもやる気にならないからいいけど。」
既に魔法少女の姿に変身した杏子
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