第99話
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て回避した後セレーネ目掛けて抜刀による衝撃波を放ち
「ハッ!聖なる光よ――――――ハァァァァァァ…………ッ!!」
自分に放たれた衝撃波を側面に跳躍して回避したセレーネはツーヤに向かいながらレイピアに力を貯め込んで光の魔力を纏わせた後ツーヤに近づくと薙ぎ払い攻撃を放った。
「一刀両断―――華氷!!」
対するツーヤは刀に氷の力を宿した後広範囲を両断するクラフトで対抗し、二人のクラフトがぶつかり合うと衝撃波が発生し、二人をそれぞれ後退させた。
「キャ……ッ!?………え。」
「今回はここまでだね、セレーネ。」
衝撃に怯んだセレーネは自身が衝撃に怯んでいる隙に一気に距離を詰めてツーヤにとってもう一つの得物である籠手を自身に突き付けられると呆けた表情を浮かべた。
「オオオォォォォォ……豪炎剣!!」
「むんっ!荒ぶる焔の一撃よ……鬼炎斬!!」
剣に闘気による炎を纏わせて斬撃を放ってきたデュバリィに対してレーヴェは業火をまとった斬撃を放った。
「あぐっ!?くっ………これならばどうですか!?」
自身が放ったクラフトでレーヴェが放った一撃に対抗できなかったデュバリィはダメージを受けたがすぐに立ち直って分け身を発生させてレーヴェを包囲し
「…………………」
対するレーヴェは目を細めて自身の包囲しているデュバリィ達を見回してデュバリィ達の次の行動に注意していた。
「斬!!」
「そこか―――獅子衝撃波!!」
「な―――ぐっ!?――――――!!」
デュバリィが分け身達と同時にレーヴェに襲い掛かると本物を見き分けたレーヴェが自らの闘気を体にまとい、獅子と化して本物のデュバリィに突進攻撃をし、レーヴェの攻撃に驚いたデュバリィはダメージを受けて呻いた後自身に魔剣を突き付けたレーヴェに気づくと目を見開いた。
「4組共に勝負あり、だな。」
「ふふ、どの組み合わせも中々の手合わせでしたね。」
「ええ、そしてデュバリィにとっては記念すべき”100敗目”の手合わせにもなるわね。」
「それのどこが”記念”なのですか、エンネア!?」
一方手合わせの様子を見守っていたアイネスは静かな表情で呟き、オリエの感想に頷いたエンネアは苦笑し、エンネアの言葉を聞いたデュバリィは顔に青筋を立ててエンネアを睨んで声を上げた。
「ハハ……どの組もお互いに善戦した手合わせだったな。」
「お兄様。」
「お疲れ様です、リィンさん。」
苦笑しながら自分達に近づいてきたリィンに気づくとセレーネは目を丸くし、アルティナはリィンに労いの言葉をかけた。
「それにしてもクルトとアルティナは珍しい相手と手合わせをしていたよな?二人ともディミトリ達とは
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