暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga11-A勝敗の行方〜First victory〜
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シャルロッテ様の“断刀キルシュブリューテ”を持っていきたかったけど、デバイスのような待機形態がないから持ち歩き・使用に少しばかり面倒な手続きが必要だったから、何の手続きも必要ない(上層部に神器と知れたら手続きが発生するかも)“トロイメライ”を選んだ。
「炎牙崩爆刃・連刃!」
炎を纏わせてた水色の刀身を持つ長刀“トロイメライ”を振るって、炎の斬撃を連続で放つ。斬撃は結界をすり抜けて、体当たりから締め付け攻撃に変更した複数の蛇に直撃して、寸断すると同時に燃焼して炭化させてく。
「(威力が増大した・・・?)セラティナ! この結界、まさか・・・!」
「うんっ! 結界を通過するとき、魔術効果が強化されるみたい!」
「へぇ、それはすごい・・・ね!」
――
悪魔の角
(
ディアブロ・クエルノ
)
――
螺旋状の氷の杭を数えきれないほど発射したセレス。杭はわたしが撃ち漏らした蛇に撃ち込まれて、着弾個所から凍結させてく。
「ルフト・クーゲル!」
「業火拳衝!!」
ルミナは不可視の拳圧を、ミヤビは拳状の炎熱砲撃を侵入者の立つ龍に放った。ルミナの攻撃は龍を大きく弾き飛ばして、ミヤビの砲撃は龍から落ちた侵入者に直撃。爆発に飲み込まれながら黒煙から飛び出してきた侵入者は「許さねぇ」って空中で杖を振るって・・・
「くそがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
――ディアブロ・デ・ラ・プランタ――
そう叫んで杖を地面に投擲。杖が地面に突き刺さることで魔術が発動。結界を包囲してた蛇を再利用して再び造り出される巨人上半身バージョン、その数20体。もちろん黙って見守ってやるほど優しくないわたし達が一斉に攻撃しようとしたとき、創世結界が揺らぎ始めた。かと思えばそのまま完全に解除されて、森の中に在る石畳のステージへと戻ってきた。
「時間切れかよ! 遊び過ぎたぜ!」
創世結界の解除と同時に上半身だけの巨人も完成する前に消失。創世結界の発動中にわたし達を倒せなかったことに苛立ってる侵入者だけがポツンと立ってた。
「セラティナ!」
「
一方通行
(
サンダルフォン
)
の聖域!」
侵入者は高速移動系の魔術で後退して結界から逃れようとしたけど、セラティナの結界はそれ以上の広範囲だったことでアイツはギリギリ結界の効果範囲に入った。魔法ならいざ知らず魔術としての結界であり、効果が閉じ込められた対象の魔術行使を一切封じるっていうものだから、アイツはもう逃げられない。
「さあ! 素顔を晒して素性も明かしてもらおうか!」
人が5人ほど入れるかどうかってくらいのサイズにまで小さくなった結界の元へ向かい、杖や拳や足で結界を叩く侵入者にそう告げてやった。“T.C.”メンバーの初めての確保だ。今すぐ連行したいけど、侵入者を救出
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