暁 〜小説投稿サイト〜
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ツインズ×戦士達
SAO番外-交わり閉めるエピローグ
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が離れなくても、今の私達には理解とかできても無駄なような気がする」

「ドウセツ……」

「だって、貴女バカだから」

「おい」

ドウセツは、あの白づくめの顔が誰なのかわかっているのかな?わかったとしても、考えるのをやめたのは……今の私達はまだ早いって言うことなのかな?結局のところ、私達に現れては従兄にいるパラレルワールドに飛ばした理由もよくわからないし、私達は、ただ不思議な体験をしたって思えればそれでいいかもしれない。

それも、その短い物語は夢ではなくて、全部が真実。夢だったとしても、従兄達と短い間を暮らした時間は本物だ。

ウインドウを開くと、フレンドリストにはアルファベットのリョウコウと、従兄の世界で生存していたサチの名はグレーに変わってしまったものの、これは昨日のパラレルワールドに飛ばされた出来事の証として残っている。

それと……。

「起きるの早いな……まだ七時だよ」

「まだって言うことないでしょ?」

「まぁ、そうだけど……」

「飛ばされ過ぎて時間感覚消滅した?」

「バカにすんなよ」

ここのところ、九時あたりに起きるから、てっきり、九時あたりと思ったから、起床時間が早かったって言っただけなのに……もう……。この性格はいつまでも変わらないだろうな……少しは改善の努力くらいは願うよ。

それと、今の時間で繋がりとして残っている物がアイテムとして残っていた。

サチから受け取ったバスケット入りのマフィンと、記念に撮ってた写真の二つ。一つは失わなければいけないけど、味と共に記憶は染みつき、写真は消滅しないかぎり思い出は失わないだろう。

いや、例え失ったとしても、あの出来事がずっと覚えているだろう。なんせ、現実ではありえない経験と出会い、触れ合って繋がった。それが途切れないかぎり私は忘れない。

兄ではないキリトにちゃんづけで呼ばないアスナ、料理が上手なサチに、従兄であり兄貴なリョウコウの出会いは、もう二度とないかもしれない。けど、もしかしたら可能性として、また会えるかもしれない。

だから……。

「また会おう……みんな」

遠く彼方へと届くように、私はさようならは言わなかった。

「……誰に言っているの?」

「今回ばかりは罵倒は遠慮してよ」

「そう」

ドウセツは理解したのか、毒舌も罵倒もせず、別の話題へと変えた。

「貴女、サチからマフィンもらったわよね?」

「そうだけど?」

「それを朝食にしましょう」

「そうだね、サチにも朝ごはんに食べてって言ったもんね」

「そう言うことよ。さ、帰りましょ」

「うん」

可能性のあったパラレルワールドの短い旅は、家に帰るまでもう少し続く。不思議な旅を終えるために私
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