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ツインズ×戦士達
SAO番外-兄貴
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になっているかのような世界見せられて、自分がこれまで罪と向き合うためにしてきた生き方そのものを全否定されたような気がしたんだろ」

「……私のこれまでの罪と向き合う努力が、無駄だったって言われたような気がしたんだろうって事?」

「分かりやすく言えばな。けど、それもまたちっと違う。たとえパラレルワールドでどんな事が起こってようが、お前のしてきた事はお前の真実だ。そもそも起こっている事はお前の世界とは違う場所の話なんだからよ、お前のしてきた後悔も、お前の乗り越えてきた苦悩も、一つも無駄なんかじゃねぇじゃねぇ。乗り越えてきたお前の生き方は、ここでたとえ何が起こってようが、尊重されるべきもんだ」

「従兄……」

今こうして従兄に無意味な言葉をぶつけて嫉妬していたことも無駄じゃないってことなの?

「ちょっと分かりづらいよ……」

「つまりな、お前の人生に無駄な事なんか無かったって事だ。その証明が、お前の後ろにいるだろ?」

「え……、あ」

振り返るとそこには、黒い着物に、黒い髪の女性が湖の淵に立っていた。対岸の林から出てきたのだろう。

ドウセツ……。そっか、みんなで私を探していたんだ。

「ドウセツとお前の間に何があったかは知りゃしねぇ。けど彼奴とのつながりはお前の生み出したもんだし、お前が罪と向き合いながら生きてきたこれまでの人生の中で、誇って良い部分の一つの筈だぜ?」

そう言って従兄は、私の頭にポンっと右手を乗せた。

「ほれ、行って来い。俺たちにゃいっちゃくんねぇが、一番心配そうだったからな。眼が」

それは、ドウセツのように冷たく気持ちのいい手ではなかったけれど、一回り大きく、包み込むような感触の不思議な手だった。

家系は繋がっているはずなのにリョウコウと言うプレイヤーは他人だ。非常に頼もしく見えるのは、不思議な糸で結んでいる関係だからなのかな?

兄が従兄を兄貴って呼ぶのもわかる気がした。

「……ねぇ、従兄」

「なんだ?」

従兄はいないけど、従姉にちょっと似ているんだよね。特に頼もしいところとか。

従兄に教えてもらった。私のやってきたことは無駄じゃないってこと。

やっぱり、私って弱いんだな……。

でも、うん……。

「ありがとうね、“兄貴”」

おかげさまで、元気が出た。



「ごめんっ!」

「え、えっと……」

「ごめんなさい。なんなら土下座でもするから」

「い、いいよ!そんなことしないで!」

戻って来た家の中では、行き成りキリカがサチに頭を下げると言う、なんとも言い難い奇妙な図が展開されていた。まぁ、有体に言うと、なんかキリカがサチに謝っている。それだけの話なのだが……。

「理由も何も無く行き成り謝
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