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ツインズ×戦士達
SAO番外-奇妙な出会いと再開
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から口に出さない。

激論並に声を上げたせいか、若干疲れを感じた時に、兄貴と呼ばれているプレイヤーが発して来た。

「おいおい、誰だかしらねぇけどよ、お前がなんでんなこと知ってんだ?俺はおまえさんがキリトと一緒にいるの見たことないぜ?」

「私だって兄貴って呼ぶプレイヤーなんて初耳だ。貴方のことだって全く知らない」

兄が兄貴って言うからにはいろいろと頼りになるプレイヤーだと思うけど…………。一度も見たことも聞いたことない。

状況を整理すれば、私を知っているのはドウセツだけの様子。兄が兄貴って呼ぶプレイヤーは私達以外知っている。

なんで、こんなに食い違うんだ。

「なるほど、そう言うことか……」

そんな中、ドウセツは冷静でいて何かを納得したようにぽつりと呟く。そして、それをすぐに口に出して教えてくれた。

「ねぇ、サチ」

「あ、はい、なんでしょう」

急に自分の名前を上げられて少しおどおどするが、聞く姿勢を正す。

「貴女はキリカって言う人物はご存知?」

「えっと……」

「遠慮なんていらないから」

「……初耳です」

「本当に?」

「はい、初めてです……」

力ない声音であるがはっきりと真実の言葉を発した。嘘でも演技でもない、サチそのものの真実の言葉。

私のこと知らないか……ちょっと……へこむなぁ……。

「安心しなさい、キリカ。貴女の言っていることは間違いじゃない」

「へ?」

心を見たかのように、慰めてドウセツは口にし、言葉を続けた。

「それと同時に、キリトやアスナの言っていることは間違いじゃないわ」

「え、えっと…………」

私の言っていること……。つまり私はおかしくないと言うことであって、キリトやアスナが私のこと他人だと見ていることも、兄が兄貴って言われているプレイヤーも真実。

それなら、何が間違っているの?

「あー…………そう言うことか」

「リョウ、何となくわかったの?」

アスナが兄貴って言うプレイヤーのことをリョウと呼んでいた。リョウって言うプレイヤーなら聞いたことありそうだけど、そんな噂も聞かなければ、その様な外見なんか見たことない。

リョウと言うプレイヤーはドウセツの言うことを悟ったみたいだ。

「信じがたいことだろうけど、話が食い違うんだ。それしかないだろうな」

「どう言うことだ、兄貴?」

「わからなねぇのか?」

話が食い違う。

世界に取り残された気分。

イフ・トリップの説明文。

『満天な星空で使うと誰も見たことのない景色が見られる』

…………あ、ああぁ!?

いや、ありえないでしょ。

ゲームの中から同じタイトル、同じ世界観、同じもう
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