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ツインズ×戦士達
SAO番外-奇妙な出会いと再開
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も、なんて言えばいいの?

生きていたの?ごめんなさい?会いたかった?どうしているの?

頭に言葉がたくさんごちゃごちゃと混ざれば、急に頭の中が真っ白になって言葉が詰まる。

でも、何か言わないと、サチが心配してしまう。

いや、そもそもあれはサチなのか?サチは間違いなく死んだ。私が逃げてしまったばっかりに。実際に『生命の碑』で確認しに行って絶望した。

だからいるはずはないんだ。絶対に。

なのに、

なんで?

なんで?目の前にサチがいるの?

本物?それとも――――偽物?

そもそも、これは――――現実?

それとも……。

目の前が徐々に真っ暗に染まっていく、止まっていた体が小回りに動き出してしまう。

そうだよね、これは――――。

「落ち着きなさい」

「あっ――――」

「私が見えるよね?」

「ドウ……セツ……」

真っ黒な負に飲み込まれそうになった私に照らされた光は、神秘的で月のようだった。

「大丈夫?」

「う、うん……」

視界は淡々な表情ながらも心配そうに視線を送るドウセツに覆われていて、冷たくて心地よい包まれる手の感触が伝わり、不思議と落ち着き冷静になれた。

そうだ。

サチは……死んだ……。

あの日、確かな真実としてサチはもう、この世にいない。

けど、目の前にいるのは間違いなくサチ本人だ。

どうしてサチは……あ、そうだ!

「ちょっと、キリカ!」

私は思いついたことをすぐさま行動に移して、隣の新婚さん……もとい、兄のもとへ駆けつけた。

兄なら、多分なんか知っているはず。知ってなくても報告をするべきだ。

急いでいたせいか、小刻みで強目にドアをノックする。

「はい」

ドアが開くと、普段着姿のアスナが出迎えてくれた。

「ごめん、アスナ。お邪魔するよ」

「えっ、ちょっと!」

だけど、今はのんびりしている場合じゃない。不法侵入で申し訳ないが、私はすぐさまアスナを通り抜けてリビングへ向かう。

「兄!!」

「うおっ!?」

リビングで新聞を読んでいた兄に声をかけたら驚いて椅子から後ろへと倒れそうになるも、走り気味の早歩きで兄を支えつつ、問い詰めるように口にした。

「聞いて!!サチがいるんだよ!サチが!」

「はぁ?」

「はぁ?じゃないよ!サチがいるんだよ!この目で確かに!」

兄も私とは似て異なるトラウマと言う大きな傷跡を残している。サチがいるならば驚愕したり戸惑ったり困惑したりするのに……兄の反応は薄く、ことの事態に理解せず、冷静過ぎていた。

「あのさ…………」

何故、“サチが生きている”のにも関わらず、兄は私に対してありえない言葉
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