リリカルなのは編
第十一話 そっかー、あの本のせいやったんやなぁ
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さて、頼人も加えて修行を始め、あれよあれよという間に年も明け、そして3月となった。
すずか、アリサの念の修行も順調に進み、「纏」「絶」「練」から「堅」「凝」の修行へと進んでいる。その上達振りはうらやましい限りで、多分習得速度は俺よりも半年から一年は速い………。これが才能の格差というものなのか!
「「そんなことないよー(わよ)」」
できる人は皆そう言うんです。リニスには既に追い抜かてるような気がするしな。
魔法については4人の中で頼人が飛び抜けている。というか、この男の魔導師ランクはなにげにAAAに近いAAで原作主人公に交じっても遜色ない力を持っていやがる。
今の時点で10の魔力弾を同時に撃て、5の誘導弾を同時に制御できている。
そんなわけで実は頼人がこの世界のオリ主ではないかと俺は思っている。
う、うらやましくなんかないんだからな!
そして魔法のプログラムカードは、封印、飛行、加速、強盾、魔力弾(誘導弾含む)、探索、付与、バインド、肉体強加、治癒、結界、転移等かなり数が増えた。
お互い得意不得意はあるが、それぞれがほぼ扱えるようになっている。
一応、「飛行しつつ、加速し、手に魔力を付与しつつ殴る」とか、「飛行しつつ、相手をバインドで止め、魔力弾を撃ち込む」という戦闘は地球型ストレージデバイスでもできる。それこそ、原作でフェイトとなのはが行ったように。
ただ、実戦となると同時起動は3種類までしかできないので、肉体強加や強盾等も加えて、どう上手く切り替えれるかに掛かってくる。
フェイトやアルフが本気でやり合おうとしたら、残念ながらリニスがいなければ全員で掛かっても勝てるかどうか微妙だ………。
また、八神家にかかっている認識阻害魔法を解析して、バリアジャケット展開時に応用することに成功した。これにより、バリアジャケットを展開すると展開前から認識していない限り、他者の意識から外れるようになり、魔法バレが起きにくくなった。
また、念について良いことがあった。はやてと闇の書を「凝」というか、「硬」をして目を凝らすとリンカーコアから繋がる魔力のパスが確認できた。で、たまたま闇の書を「四次元ポケット」に入れたらそのパスが消えた。そして、闇の書が転移してはやての手元に戻って来ることもなかった。
念空間から転移できないのか、能力上念空間内の時間が止まっていることが原因なのかわからないが、とにかくパスが消えたことにより、はやてのリンカーコアの収縮が止まることにより、両足の麻痺が無くなり、リハビリを始めることとなった。はやてのがんばり次第だが半年から1年後には、自分の両足で歩けるようになるかも知れない。
「そっかー、あ
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