最終話
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えば…」
「やめろ…それ以上は…」
「ただの大量虐殺者と何も変わらない」
「あああああああっ!!」
モンテやビーデルならこんな事を言わなかったのかもしれない。しかし融合で正確が若干変わっているモンデルはモンテのひねくれている所とビーデルの清廉潔白さが合わさってしまった。
それがポットに会い悪い所として出てしまったのだ。
「ただの人殺しが正義の味方とか笑えもしないわ」
「ああああああああああああっ!」
トッポの苦悩の声が武舞台を轟かせる。
「おいバカ余計な事を言って、様子が変だぞこの気はまるで…」
ビルス様がトッポの変容に驚愕していた。
「要らぬ…もう何も要らぬ…正義など…要らぬ」
巨漢が絞られ突如として気が感じられなくなった。
「破壊神トッポの誕生だ」
その言葉は観客席の誰の言葉だっただろう。
「都合が悪くなると癇癪を起す子供かあんたは」
破壊神と化したトッポを子供と評するモンデル。
「ぬぅんっ」
手に光球が現れたかと思うと撃ちだされたそれはまっすぐモンデルへと向かって来る。
「破壊のエネルギーだとっ!くっ…」
寸前で避けたモンデルの後ろではカチカッチン鋼が抉れるように消滅していた。
「しかも躊躇いも無しに撃ってくるとは…なるほど…」
ジレンが居るし例えモンデルを殺してしまっても失格になっても構わないと言う事なのだろう。
「だりゃりゃりゃりゃっ!」
先発で気弾を飛ばしてみるが、破壊のエネルギーで体表を覆っているのか触れた瞬間に消滅してしまいダメージが無い。
大き目の気弾は極小の破壊のエネルギーを飛ばして消し飛ばした上で飛んでくるそれに当たればこちらが消失するだろう。
「さすがにあれは卑怯じゃない?」
格闘戦に持ち込んでも触れればこちらが消滅する。
「ルール上、殺せば失格というペナルティしかありません」
そう大神官様からのお言葉。
つまりトッポが失格になるのと同時にわたし達が消滅してもルール上問題は無い。
やってられるかっ!
相手はなりたてとは言え破壊神。もう超サイヤ人ゴッドでは相手取るのは難しい。
最低同じステージに立たなければ…
「ぬぅんっ!」
トッポの少し大きめの破壊のエネルギーがモンデル目がけて飛んでくる。
それを避けずに包み込まれてしまうモンデル。
「くっ…」
「なっ!?」
「バカなっ!」「ビーデルさんっ!」
破壊のエネルギーのより消失するはずのモンデルはしかしそのエネルギーを全身から吸収する事で消滅させていた。
そして…
「この技はあまり見せたくなかったんだけどね」
「あら、まぁ…これはこれは」
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