最終話
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最終決戦ですからね悟空さん、ベジータさんちょっとこっちに」
「なんだ」「どうしたんだモンテ」
「いいから」
二人の腕を掴むと二人の体力を回復させる。
「なっ…」「体力がもどったぞ」
力の大会で負ったダメージと失った体力が戻ってきた事に驚く悟空とベジータ。
「何故もっとはやく使わんっ!」
ちょっと不機嫌そうにベジータが言う。
「最初の頃に体力が回復できると知られれば一番狙われるのはわたしになるじゃないですか。ヒーラーを最初に狙うのはどんなゲームも一緒です」
回復役を残しておくと敵が回復されて倒しずらくなるのは常識ですよ。
だから最後の最後まで使わずに隠しておいたのだ。
しかしもう最終局面だ。
残っている敵はジレンとトッポの二人だけ。
数の上では逃げ切れば勝ちだが、そんな勝ち方をサイヤ人が許せる訳もなく。
「じゃあオラはジレンの所に行ってくっぞ」
「まてカカロット、オレが先だ」
「ちょ、ま…トッポは誰が相手するんだよっ!」
「そんなものお前達で何とかしろ」
おーい…ベジータェ…悟空さんもだけどそんなにジレンと戦いたいのか。二番じゃダメですか…そうですか。
「まぁ、何にせよ残り時間もあとわずか。ビーデル」
「はいはい、フュージョンね」
「出し惜しみは無しだ」
次の敵は悠長に合体の時間を待ってくれないだろうしね。
距離が開いている今の内にフュージョンでビーデルと融合合体。
「本日二度目のモンデルちゃん登場っ!はっ!」
すぐに超サイヤ人ゴッドへと変身。準備は万端だ。
悟空とベジータはジレンへと駆けて行き残ったモンデルの前に巨漢のトッポが立ち塞がる。
「正義の為にお前には落ちてもらうぞ」
掲げるは正義の信念。プライドトルーパーのリーダー。
「んー…わたし他の宇宙の人たちって割と好きだったよ。あの卑怯な第9宇宙や第4宇宙もね。だが第11宇宙、あなた達だけはキライだ」
「ほう、何故だ」
「どの選手も正義正義とバカの一つ覚えの様に口にして」
「正義のどこが悪い」
「正義の味方はね、所詮味方した者の正義でしかないんだよ」
「何を言っている」
外野からもヤジが飛ぶ。
そう、そんな事すらこの宇宙の人たちは分からないんだ。
「正義の味方であるのなら、負ければ消される第7宇宙の無辜の民を救う存在でしょう?」
「それは…」
言葉に詰まるトッポ。
「正義の味方と言う存在が本当に有るのなら、全ての無辜の民を救う存在じゃなくてはならい。けっして他者の犠牲を許容してはならない。あなたはそれが出来ないから自分の手に収まるもの以外を悪と断じているだけ。有体に言
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