第九話
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もうアレだ…わたしはダラダラと過ごしたいのだけれど…どうやらそう言う星には生まれていないらしい。
「力の大会?」
カプセルコーポレーションに集められた面々。
もうそんな時期か、などとのんきに考えているモンテ。
「当然、お前はメンバーの一人に決定だな」
「はいぃっ!?」
ヴィルス様からの非情な一言。
あの人外の戦いの場にわたし出なきゃいけないのっ!?
力の大会とは12有る宇宙から逆に選ばれた8つの宇宙の生き残りをかけたサバイバルバトルだ。
1宇宙10人の選手が一つの武舞台から落とされたら負けのサバイバル。
そして10人すべての選手が武舞台から落とされると宇宙そのものが全王様に消滅させられるとんでもない大会なのだ。
悟空さんが大会の発案者と思われているようだが実情は全王様が消そうとしていた宇宙に最後のチャンスが与えられたと言う方が正しい。
つまり悟空が何とかしなかったら問答無用で消滅していたのだが、そこを理解していない宇宙も多い。
取り合えず第七宇宙のメンバーを集める悟空さん。リーダーは悟飯くんが務める事になったらしい。
まぁ悟空さんでは頭を使う事は難しいから当然の人選と言えるだろう。
第七宇宙の戦士は地球に居るメンバーから集める事にしたようで…
悟空さん、ベジータさん、悟飯くんは当然の事17号さん18号さんの人造人間コンビ、クリリンさん、武天老師さまの亀仙流代表、ピッコロさんとブウさんとわたしで10人となる予定だったのだが、ブラが生まれるまでベジータさんは大会など出ないと言ったりするしブウさんは寝ちゃって起きないと問題は続出。
そしてここで思い出したのだが…
「そう言えばフリーザの奴ってまだ地獄にいっかな?」
「いいえ、フリーザなるものはモンテさんが破壊してしまったのでもう地獄にも存在しませんよ」
と言う悟空の呟きを即ウィスさんが否定してくれたものだから大変。
子供達を抜かすと残りはビーデルとギネお母さんが候補にあがったのだが、宇宙の存亡をかけていると悟飯くんの反対を押し切ったビーデルが参加する事でどうにか10人の戦士が集まった。
さて、このメンバーで最大の問題はわたしが居てフリーザが居ないと言う所だろうか。
天津飯?あんな四身の拳とか言うビックリ技しか見せ場が無かった彼より超サイヤ人2にまでなれるビーデルの方が強いよ?
ただゴールデンフリーザよりわたしが強いかと言われればNOと言わざるを得ない。
ならせめてビーデルのパワーアップは急務だった。
「ビーデル、精神と時の部屋に行くよ」
「え、今から?」
「パンちゃんはもう離乳食でしょっ!おっぱい出なくなってもいいじゃないっ」
「ちょちょっとっ
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