第九話
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勝ったぞーっ!」
ケフラがケールとカリフラに分離して観覧席に戻ったのを確認すると両手を突き上げた。
「な、このやろうっ!ズリーぞ更に上の変身とかっ!」
外野でカリフラが吼えているが、答える気力もない。
「「あっ…」」
モンテとビーデルに別れて地面に降り立つ二人。
フュージョンでの超サイヤ人ゴッド、そして超サイヤ人4への連続変身でフュージョンで合体していられる時間を使い切ってしまったようだ。
力の大会もだいぶ佳境を迎えすでにいくつかの宇宙が全王様に消滅させられている。
第7宇宙のメンバーもクリリン、亀仙人、17号、ピッコロと悟飯と脱落し残り5人にまで減っていた。
え、悟飯くん落ちたの…?…え?
もしかしてわたしが口笛を吹いたせいでピッコロさんが脱落したから?…いや、まさかね。
しかし他の宇宙よりも人数は多いのでこれから先は優先的に狙われる事だろう。
「次はどうするの」
「んー…第11宇宙のディスポを落としに行って来る。最悪それでわたしは落ちても構わないでしょう」
悟飯くんは確かディスポと相打ちだったはずだし。
「それほどの相手なのね…ならフュージョンして行けば良いんじゃない?」
「それだと失格が二人になるしね、わたし一人で行くよ」
それに不意打ちならば落とせる可能性は高い。
「わかったわ。頑張って来てねモンテ」
「まかせて」
コツンとビーデルと拳を合わせると武舞台を駆ける。
さて、案ずるより産むが易しとはこの事だろうか。
ディスポに瞬間移動で近づいたモンテだったのだが、当然奇襲は失敗し突き出した拳は軽々とディスポに受け止められたのだがそのままモンテは瞬間移動。武舞台の外、観客席手前へと現れると別に触れていただけで握っていた訳ではないディスポはモンテと離れて落下していく。
「きたねぇぞっ!」
「知らない言葉ですね」
足場の無い状態ではいくら足が速かろうが空を切るばかり。
「か・め・は・め・波ーーーーーーーっ!」
衝撃波を出して武舞台へと戻ろうとするディスポに上を取ったモンテが気功波で落としにかかる。
「バカなっ!」
観客席に戻ったディスポを確認すると瞬間移動でビーデルの傍へと瞬間移動で武舞台の上へと戻ってくるモンテ。
「モンテ…あなた、あんな簡単に落とせるならもっと頑張りなさいよね」
「ビーデルも分かっているでしょ。一度見せれば誰も警戒する。あの方法は二度は通用しないよ…それに…」
少し間をおいて続けた。
「さすがにジレンやトッポには最初から通用する手では無かったよ」
それほどまでにその二人の実力は隔絶していた。
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