第九話
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!何言ってるのよモンテっ」
「はーやーくーっ!」
ビーデルに触れると瞬間移動で神様の神殿へ移動。
なにやら瞬間移動の直前にベジータの声が聞こえた気もするが気にしない。
精神と時の部屋は一日が一年になる時間加速の別空間だ。空気は薄くさらに重力は地球の10倍と重い為に修行には最適であった。
引き延ばされた時間でどれだけビーデルを強化できるかが第七宇宙存続の要と言っても過言では無かった。
え、自分も修行しろ?
勿論やるだけはやってみるけどゴールデンフリーザを期待してもらっては困るというもの。
「さて、先ずは神の気を感じる事が出来るようになってもらわないとね。修行はキツイよ、ビーデル」
「大丈夫。パンちゃんの為にも負けられないわ」
母は強しと言う事だろう。
元々はわたしとビーデルは双子としてこの世界に生まれた。同個体では無いが今でもビーデルのスピリットはわたしと似ているようだ。
だからだろうか。スピリットを同調させてゆっくりと神の気を送ると徐々に髪の毛が紅く染まっていった。
さて、時間いっぱいまで修行して精神と時の部屋を無理やり出る頃にはモンテの身長はおおよそ昔の身長に追いついていた。
サイヤ人は青年期になると急激に成長するのだ。
集合場所に戻ると皆修練を怠らなかったのか精悍さを増したメンバーが揃っていた。
「ビーデルさん…なんか感じ変わりました?」
と悟飯くん。
「そう?自分では分からないのだけれども」
「何と言うか…ちょっと前のボクでは負けてしまいそうです」
「今でも負けちゃわないか心配よ」
自信満々に挑発するビーデル。
「大丈夫です、ピッコロさんとみっちりと修行しましたからね、負けませんよ」
「本当ね」
逞しくなった悟飯の腕を抱くビーデル。
あー、…そう言う事は家でやれ。
全員集まると大会会場である無の界へと移動。
ほかの宇宙も戦士たちも時間を置かずに現れたようだ。
80名の選手と各宇宙の破壊神と界王神、ガイド天使が揃うと大神官様が全王様二人をお連れして力の大会が始まった。
負ければ宇宙事消滅ともなれば皆必死にもなる。
そしてどう言う訳かこの力の大会の発端は孫悟空であり宇宙消失は悟空の所為だと言う間違った認識が各宇宙に広がっていて第7宇宙は目の敵にされているようで悟飯くんは固まって背中合わせで戦おうと言っていたのだが悟空さんやベジータさんがそれに倣うはずもなく、十七号さん十八号さんも離れて行った。
固まっているよりは各個撃破される可能性も有るもののリスクカットの効果もある一定は認められるし悟空さん達にはぜひとも頑張ってもらいたい。
わたしもサボりたい所だけれどじっとしてい
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