第八話
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あれ…?なんでまたわたしはビルス様の星に…?
格闘大会の後の祝賀会が終わるとウィスさんに拉致された後の記憶が…あれ?
「ほらほら、サボっていると落ちちゃいますよ」
「ぐぎぎぎぎぎ」
着膨れした宇宙服のようなものを着てビルス様の星の外周を走っているわたし。
その服がやはりとてつもなく重い。
気をコントロールして操るとどうにか動けるくらいで、集中してもものすごい負荷がかかっている。ちょっとでも気を抜くと潰れてしまいそうだ。
「ぐぅ…くぅう……」
隣を同じようにして負荷トレーニングに励んでいるベジータ。
あ、そうね…ちょうどいいサンドバッグ代わりにわたしを拉致って来たのね…
このクソ男、毎度毎度わたしをサンドバッグ代わりにしやがってっ!
そう言う事は悟空さんとやってよっ!
とは怖いので言えません。
しばらく修行を受けていると悟空さんも合流。
もうわたし必要ないよね?
修行を再開し、小腹がすいたのでベジータが持参したバケツラーメンを頂く。
この待っている五分が長い長い。
バケツラーメンを食べ終わるとウィスさんに地球のブルマさんから連絡が。
何かカプセルコーポレーションで異変が起きたらしい。
急用だから帰って来いとの事。
急いで戻ろうとするとビルス様とウィスさんもわたしの肩を掴んだ。
ベジータさんはともかく悟空さんは自分で瞬間移動をして欲しい。
「にっひっひ、オラには地球は遠すぎて気を感じるのが難しいんだ」
あ、そう。
まぁいいや。それじゃ…ブルマさんの気を辿って…
瞬間移動しカプセルコーポレーションに現れると青髪の青年が東屋にある長椅子に横たえられていた。
「孫君、仙豆持ってない?」
「げ、持ってねぇや」
「かりん様の所で貰ってきてよ。なんでこんな所に現れたのか聞きたいし」
んっと…
「わたし回復出来ますよ」
「なにっ!?」
「なんで、どうして?」
まあ色々と。
「何でもいいじゃない。それより早く」
はいはい。
えっと…
「え?」
寝かされている青年を見てわたしは絶句する。
「トラン…クス…?」
驚いたわたしだが、無意識にもしっかりトランクスを回復していたらしい。
「うっ…」
傷が治り体力が回復したトランクスは意識が覚醒し始める。
「はっ!…貴様っ!」
意識が覚醒するといきなり気を高めてその拳を突きつけて来た。
「おっと」
その腕を掴み捻り上げるとトランクスからくぐもった声。
「モンテ…貴様…っ!」
トランクスから怒気が放たれる。
「お前の、お前だけはっ!はぁっ!」
髪が
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