第八話
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だったんだっけなぁ」
「今はブルマの夫でトランクスの父親だ。それだけで良い」
「おめぇも言う様になったじゃねぇか、へへ」
言って悟空がニカっと笑う。
「で、結局未来のおめぇはどうすりゃいいんだ?あれがモンテってんなら倒す訳にもいかねぇだろう」
「いえ、わたしは今ここでこうして生きていますからね。オルタはわたしではありません。問題なくぶっ飛ばしてきてください」
「なるほど、行くぞトランクス」
「待ってくださいよ、父さん」
「待て待て、オラも行くぞ」
「あ、カカロット…」
「ちょっと待っててくれ母ちゃん。ちょっと悪い奴をぶっ飛ばしてくるからよ」
そう言って軽くママに手を振ってタイムマシンへ向かう悟空さん。
「早くしろ」
「いけねぇ、待ってくれよベジータっ!」
出発するタイムマシンを見送るとする事も無くなる。
「それで、あなたはどうするのモンテ」
とブルマが言う。
「久しぶりにビーデルに会いたいし、ママも悟飯さんと悟天くんに会わせたいから」
「その、モンテ…その悟飯と悟天って?」
「悟空さん…お兄ちゃんの子供です」
「カカロットに子供がいるのかっ!」
「孫も生まれましたしもう立派におじいちゃんですよ」
「なんだってーっ!」
コールドスリープの期間が長かったためママの年齢は結構若い。それなのにもうひいおばあちゃんなのだ。そりゃショックも受けるか。
「あなた、ミスターサタンの事は?」
ブルマが問いかけてきた。
「大丈夫です。わたしは悟空さんの妹。ビーデルは悟飯くんの嫁。つまり家族には変わりないですからね」
「それであなたが良いなら、別に良いのだけれど」
ブルマさんに頼んで悟飯くんの家にチチあんと悟天くんを呼んでもらった。
「モンテ、見ない内にちっちゃくなったね」
「ビーデル…それだけなのっ!反応薄いよっ!」
「まぁモンテだしね」
魔法の言葉みたいだな、それ。
「で、そちらの方は」
「ほら、ママ入って」
「で、でも…」
「ママ?」
「尻尾が有るね。サイヤ人みたいだ」
「そうだな、悟天」
悟天くんが目ざとく見つけた尻尾。悟飯くんも見ていたようだ。
「あの…はじめまして。ギネと申します、カカロットの…えと悟空の母親です」
「悟空さの母親だべかっ!?」
驚くチチさん。
「いいぃ」
悟飯くんも驚いているらしい。
「え、どう言う事なの、ねえお兄ちゃん」
「つまり僕たちのおばあちゃんって言う事だよ」
「おばあちゃん?にはは」
とてとてとママに寄っていく悟天くん。
「わーい、おばあちゃん
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