第八話
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女性。
「ちょ、ちょっとどうなってんだ…まいったな」
泣きじゃくる妙齢の女性に対応に困っている悟空。
「いったい何がどうなっている訳?モンテちゃんはどうなちゃったの、そしてそっちのその娘は?」
女性が泣き止むのをまってブルマが説明を求める。
「わたしはギネ。カカロットとこの娘、モンテの母親です」
「いいっ!?オラの母ちゃんって事か?」
「何だと!?どう言う事だ」
ギネは惑星ベジータが爆発する前に何者かにアタックボールに乗せられて飛ばされたと語った。
長期コールドスリープが掛けられたまま飛行していて13年前にようやくとある惑星に着陸、解凍されたと説明した。
「まって、孫君のお母さんの娘って事は孫君の妹って事?」
「オラの妹かぁっ!っておめぇモンテじゃねえか。え、でもさっきどっかに行ったあいつもモンテで…だめだオラこんがらがってきたぞ」
「なんでカカロットがモンテを知っているんだ?」
「いや、だってよぅ…なぁ?」
「俺に聞くな」
「そうだよ、モンテ。どうなっているんだい?」
ママが問いかけてきた。
「うーん、説明すると長いんだけど」
と前置き…
「つまり第十宇宙の界王神見習いのザマスってやつに体を入れ替えられた後殺されたモンテはなぜか過去の惑星ベジータに居て、ギネさんを助けたら生まれ変わっていたと…あなた本当にモンテなの?」
「ええ、まぁ…」
「まぁ、見た目もどうしてかモンテそっくりだしね…信じるしかないか。でもどうして今の今まで姿を見せなかったのよ」
「わたしが認識する過去を変えないためです。じゃないとわたしは戻ってこれないじゃないですか」
「なるほど、じゃぁギネさんの事は?」
「過去改変者であるわたしが先ほどまで認識している過去にママの生死は重要じゃ無かったんですよ。地球やナメック星に関わらない所なら歴史的改ざんされる可能性は低いだろうと思いました。わたしがここに居る以上、この世界では最初からママは生き残っていてわたしがこうして生まれ変わってくると言う事は確定しています」
「卵が先か鶏が先かの問題ね…まぁいいわ」
それで、とブルマ。
「それでオルタの正体は…」
「体を入れ替えた第十宇宙のザマス。その彼が先ほど界王神だけが使える時の指輪で未来に行った存在が先日現れたオルタです」
「オラもう何がなんだか…なぁベジータお前は分かってるか?」
「ブルマが分かっていれば何も問題はないっ!」
「つまりは分かってねぇって事か」
「うるさいっ!黙っていろカカロット」
「え、ベジータって…まさかベジータ王子?」
ママがベジータと言う名前に戸惑う。
「そう言えばお前王子様
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